まず、
パワーが上がるような現象は、排気行程でノーマルのタペットキャップのみの場合はロッカーアームがバルブを押さえて戻るその一瞬間のみ、キャップ
内にオイル混じりの強い内圧のガスが入り込みます。 ところが、TC33-Sを装着するとオイル混じりの強い内圧ガスが入り込む... 、と、ここまでは同じですが、その後にTC33-S内部に充満するのです。 エンジンの3行程後、次の排気行程に再び同じことが起きたとき、TC33-Sに溜まったガスは再び入り込んだガスによって、一部が追い出されれるのでは ないか... 。 おそらく、1000回転付近では、この行程が少しばかり一定しないのでは... 。若干スピードが上がる1500回転以上になると、この排気ガスの流れが一定してくるので、エンジンユニットの内圧が一定化するのではないだろうか、と考 えたわけです。 |