ヘッドレスポンス(その2)

ホー スを受け取りに
 興奮の日の翌日7月1日にホースを発注しました。夜の会議が飛び石で あったり、天候が雨の始末で乗れない日々が続きます。何をするのも嫌になる蒸暑さ。何かしらフッ切れない日々でありましたが、7月4日、まさか本当?、と 思われることが発覚しました。
 と記載すると、ヘッドレスポンスに異常が!?、と思われたりするでしょうけど、実は私の体のおかしな点に対処できる諸々が分かったのです。それは、十分 と思ったいた水分補給が不十分であったことです。これには驚きました。ま、数か月やって結果を出したいと思います。
 その手始めが、7月5日の退庁後のことです。久しぶりの晴天でした。明日からは雨模様と信じられないことになりそうなので、思い切ってSR500を走ら せます。コースの帰りにオートショップワタナベへ立ち寄りホースをいただいて帰る計画です。

 時刻は午後6時前。前回の装着前のテスト状況とほぼ同じです。違いは本日は風が少しばかり強い点と湿度が低い、この2点です。5日目ですが、何とエンジ ンが一発で始動しました。これには驚きましたね。

 アイドリングにも騙されません。わずかに圧縮比が上がったのではないか、と思ったりもしました。しばらくの暖気運転後スタートします。が、気温は高いも のの油音は上がっていないため注意が必要です。
 夏場ですから、チョークは一段引き、始動後30秒でチョークを戻して1500回転ほどをキープして2分程度ウォーミングアップが必要のようです。

 高校生が興味深く見ていたので、静かな排気音ですがグッと引っ張ってみました。ヤベ〜。ホントにグッと上がるんですから。慌ててブレーキ。前回よりもな じんでいるようでもあります。
 信号から国道56号線へ。短い距離でのシフトアップは少しばかりつまりません。やはりGTの味付けになってます。それだけ乗りやすくなっているともいえ ます。
 最初は和霊様の信号待ち。4速でクラッチレバーを握る前にサーっと進んでいくのです。エンブレが... 。危険ではないもののカブ仕様です。驚きですね。
 後で出ると思いますが、これが上りでも起きるのですから... 。

 国道56号線は少しばかり怖い気分になってきます。特に前の四輪がぎこちない走りをすると、こっちも気を使います。つまり、サーッ、サーッとスムースに 進むので、ブレーキをかけ るタイミングが難しいのです。
 したがって、光満街道の信号待ちで一番前に出ます。ここから務田の坂までは、今日こそどの車も前に居ませんし、後ろから... 。
 そう、後ろからの四輪は置いてけぼりを食ったような、そんな姿がバックミラーで確認できるのです。
 私自身はいつものペースです。決して80km/hのような速度を出しているのではありません。速くても60〜70km/hの間に針を置いている走りです し、上りなので... 。
 そなんです。BORE-ACEのCMには「前に引っ張られるような」とありますが、私が感じるのは、ウインチで引っ張られるソアラー(グライダー)のよ うな感覚です。しかも機体が空中にある状態の。
 こういった感覚が私のSR500には適当のようです。

 務田の坂を下りると、前に同僚のGPZ1100が。道は分かれますが、私のSR500は人様が妄想するようなゴツゴツしたシングルではなく、スムースさ が前面に現れる状態です。
 三間街道へ入ると、俄然調子が良くなります。気分は排気量が上がって、6速が欲しくなる、そんな気分になってくるのです。
 重量フライホイールの関係からか、多少ヨーイングのようなものも出ますが、気にするほどではありません。
 大きいコーナーはアウト・イン・アウトで通過しています。ライディング中の仕事はいつもどおりなんですが、前回と違って大きく変化していることに気付き ます。が、どこがどう違うのかは判りません。
 奈良のトンネルを抜けて水分までの登りも快調そのもの。少しばかりハイギアードにしてもいいのではないか、とさえ感じてき始めました。

 水分の坂は前のジムニーにやられました。こいつがカウンターを当てるようにククッとカーブを走るので、どうしてもシフトダウンをしなければなりません。
 この文章のはじめにサーッ、サーッと走るため、ブレーキングのタイミングが難しいことを記載しているとおり、前に速度可変のエセスポーツ走行をする車が 居ると、あらかじめシフトダウンした上で車間を長めにとって走らざるを得ないのです。
 喫茶店横を通って大きな右カーブになっても、ググ〜っとエンブレがかかるような気分にはついぞならなかったのです。

 ダムサイド以降柿原までの下りは最高でした。真面目に乗りやすくなっています。これまでこんなことはなかったため、何か特殊な装置を... 、と考えつつ思いついたのがバックトルクりミッターでした。
 この装置が装着されているのではないか、と考えてしまいました。

 オートショップ・ワタナベでホースを受け取って、前会に次いで2回目の意気揚揚で帰ってきたところです。


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