恐ろしいパーツ(まとめ)

 この件はすでにブログに出しております。そのため二番煎じになる可能性 はあります。でも、この手のパーツはなかなか信じられない結果だけで終わりそうなんです。それは私の場合困りますので、紹介した以上、結末まで紹介するの が筋であろうと思います。お題目が「恐ろしいだけ」で、実際はかなり良くなるのですからね、それゆえ「恐ろしいパーツ」なのです。
 もっとも、この手の紹介記事は雑誌でもソコソコまでしか提示しません。以前のように2年から3年かけてレポートするようなこともなくなりました。かと いって、あっという間に終えてしまうのは一般ユーザーとしては歯がゆいことになるはずです。そりゃ雑誌社の方針ですから文句は言えませんが、別冊モーター サイクリストでXJ-900の爽快何たらで出されていますけど、巷に車種が少な過ぎますから、これは自己満足みたいなものだ、と考えています。一方、ハー レーなんて、どれだけモデルチェンジすればいいの?、が最近は常につきまといます。
 この項をホームページに出そうか出すまいか、とするとき、やはり、出した方がいい、と判断したわけです。二番煎じになりますが、まずは、装着時の注意と して申し述べたいと思います。

※今回は1JN、1JRのマ シンを例にしています。キーを入れるとヘッドライトが点るものです。他は検証しておりません。あしからず。

0.事前準備として

・ケースからライン(ケーブル)を取り出して、わっかになったのをほどいて伸ばし、1日ほど置いておきます。



1.カプラーからのラインの取り外し

・配線を取り替えるカプラーはこれです。



・この中のオレンジ色のラインを外します。やり方はBORE-ACEのブログに ありますので、参考にしてください。



・取り外した端子はカバーしておきます。



2.取り付け方法

・アシストのシールドは若干余裕がありますのですが、残念ながら熱収縮チューブがカプラーへ入り込みません。



・ラインにストレスを加えないように、シートレール(左右メンバー)の下側から緩くループさせるように配置します。



・燃料タンク取り付け部分の下側を通します。



・燃料タンクダンパーの上から、点火コイルへ導き接続します。



イラレ(短気者)の方以外、一般の方は20分もあれば装着可能です。



 ま、取り付けが終わってからどういった結果になるか?。私としても興味津々でしたが、何ら変わりません。ホントです。しかし、何かが違うのです。何とい うか、違うのですよ。口で説明できるのなら苦はありませんが、マジに何か違うのです。
 走ってみて、信号待ちで前の車に写ったヘッドライトを見て驚きました。明かりが一点をとらえたままフラフラしないのです。
 一度エンジンをストップさせ、次です。ここから大いに変わっていることに気がつくはずです。ホントですよ。まず、キックスタートが簡単になります。これ は、個人差があると思いますが、セオリー通りにやると確実意エンジンを始動することができます。
 アイドリングが安定します。もちろん、最初は低い位置として、徐々に上がって1350rpm付近になるのですが、この位置で始動すると1000rpmぐ らいで安定しています。これから徐々に上がって1350rpmに近づくわけです。よほどのことが無い限り、この回転数で安定します。

 と、ホントに不思議なパーツです。謎のパーツといわれますが、ま、作られるのならおよしなさい、と申し上げておきます。第一にラインの選択、シールドパ イプの選択、金メッキコネクター接点などなど、結構難しいですよ。理論と原理は簡単なのですけどね。

 ここで、このアシストを装着する前に点火コイルの件で40000kmほどで劣化が始まるよう、と申し上げていて、今回新品に交換しました。そこで、プラ グコードと今回のアシストにフェライトコアを装着していました。



 確かに点火がスムースになります。ここで考えられるのは、ツインコアの威力はこれじゃないかな、と感じました。つまり火の出方が太く長いので、力強いの ではない、ということです。プラグコードを替えるとドバッ・ドバッと火が出て、エンジンの爆発が力強くなる、と思われますが、実は違ってたのですね。
 点火コイルと、フェライトコアはそのうち効果が出るでしょう。

 もう一点は点火プラグです。私はこれまでBPR6ESを常用していましたが、ある種、プラグの中心電極内の抵抗部分が劣化するらしいのです。ま、思い当たるところもあるので、今 回は「R」なしのスタンダードのプラグを使用することとします。



 残念ながら、リレーが入ってエンジンが始動後にヘッドライトが点くモデルについては、私は知りませんのでご容赦いただくとして、なかなかおもしろいパー ツ。おすすめです。
 


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