SR500のその後

 ホームページが華やかなりしころは、この面全てを多用しておりました。 それがブログを最後に点火コイルとプラグコードの件でオシマイにして、その他はブログの方へ回しておりました。
 SR500関係で何も記載、つまり更新がないのはおかしいな、とお思いになったのかもしれません。しかし、何というか、それだけのことなんですよ。
 最後にやったことと=ホームページのことではないということなんです。そのために、自分でおかしいと思ってしまうのですが、たとえば、点火コイルを交換 した、こう変わった、というのはそれだけなんですね。そのために、ホームページでは出さなかった次第です。

まず、変わったこと
 それは、BORE-ACEのスパークアシストです。これを装着して以来、電圧電流の変化が少なくなったことにつきます。これ、夕方走るまでは全く気がつ かなかったことなんですけどね。
 夕方、ふと私の前の自動車の後部に映るライトの明るさがふらつかないことに気がついたのです。これは驚愕でした。私の持ってるトライアンフが廃線変更し てヘッドランプ関係をバッテリー直結にしていることにあります。1976年当時ですから、こうやるのは正解かな、とも感じますが、その前に自分で言うのも おかしいのですが、常時点灯式ではない車を夜間走行させるとなると、バッテリー容量が少ないトライアンフでは少々困りものになるかな、とも感じたところで す。


 
 その少し前、キャブレター内部のパーツをキースターのものに替えました、この効果は抜群でした。なにか、調整しきれない部分がキースターのパーツには存 在しているような気がしてなりません。同様に点火コイルとプラグコードを変更した時とが重なって、どれがモノホンの貧家の要因か、その時は解らず終いで あったように感じるのです。
 そして、更新入りプラグよりも抵抗無しのスタンダードなプラグの方がいいようにも感じられたのです。これらをほとんど一気にやってしまったように感じる のです。
 それは、どれどれしかじか、と月一のアップロードのホームページよりブログの方がいいのではないか、と紹介したまでのことです。
 こんなことには枚挙がありません。カンリンの重量クランクウェブ、ダイシンの乾式クラッチしかりなのであります。

スーパートラップを諦めない
 2015年10月、排気関係はようやくスーパートラップに落ち着くようにして見ました。ことは、これらのどれもが、何かあるものに残るのです。当初 (2J2)のSRにはブルックランズの3インチスパトラを装備していました。
 今回の現用1JN(3GW)に対しては当初、ホワイトブロスのスパトラを装着していました。これで間違いなく走れるはずだ、と踏んだもののダメでした。 その頃からエキパイの長さには注目していたのですが、何かありそうでならなかったのです。
 今考えるとバカげていますが、やはり、これをこうすればこうなるが全く解らないままになっていたのですね。その点、SR400は何をどうしても走ってし まうのに、SR500とのその差100ccが妙に重いものに感じたところです。
 スーパーサウンドもテストしました。これはよく知られていることですが、やはり400が主流です。500ではしばらくすると走らなくなります。そんなこ んなで、結局スーパートラップがだめ出しで終わってしまうことになってしまっていたのですね。
 こんなことから始まったのは、まず、スーパートラップのメガホンをいじることでした。この裏にはSR500は国内仕様のエンジンはいわゆるポンポンの発 動機なんですね、と自分で決めているのですが、いわゆる焼き玉エンジンです。
 エキパイはシムズクラフトのM型エキパイ、スリップオンのスパトラに対してはこのエキパイ以外、チョイスできるものはない、と考えます。惜しむらくは、 500ccとして開発していただいていれば、もっといいものになるはず、と私は考えます。
 すると、マフラーはノーマルのサブチャンバー部分を加えた長さでやってみると、現仕様のものとなって、これまたシムズさんにお願いしました。シムズさん の計画とテストで終わってますが、サブチャンバー付のシムズのマフラーを望むところです。これが、これまでにやったことです。
 そして、メガフォン内へ入るエクステンションパイプも30mm程度延長してもらっています。これもRD125の時にエキパイを延長するとエンジンが止ま らない、というのを思い出したからです。

これこそトンデモナイもの
 M型エキパイはシムズさんへ3回ほど送ってエキパイのボディーステーを加えていただきましたが、上下4mmほど寸法が違い、M型エキパイをはずそうとし たところ、取り付け部分が折れてしまいました。おそらく無理して取り付けたため外れたのであろうと思います。



 急遽市内のNモータースではずしてもらいました。これを見てもお解りのとおり、エンジン自体の寸法が若干異なる点、振動とがSR400とは別物であると いうのが解ったような気がします。3点支持のステーは後付け、若しくはなくてもいいように感じたところです。
 旧にスパトラを思い出してしまいました。あの頃はまずはアメリカのディスコジェットより輸入のものでした。3インチの素晴らしいものでした。4インチは まだリリースされていない時代です、ヌケがどうのこうの言ってる場合ではなかったように思っています。
 もし、私がその頃からキャブレターのことをもう少し勉強していれば、おそらく簡単に事は運んだのではないか、と思います。当然のようにブルックランズの スエプトバックのエキパイに交換交しましたが、調子が上がるものではなかったように思います。
 ちょうどこの頃から、SRの外装へ走るのか、性能へ走るのか、が別れたときでしたね。私はどうでの良いのですよ。ひとつだけ、こう、ドッドッドという音 と消音をもう少し大きくしてもらえれば良い、とだけ思っていました。そうこうするうちに、車検の件、保険料が値上がりしたことから、SRから身を引いたわ けですね。
 この気分はマルチのエンジンの方にはお解りにならないはずです。2気筒であっても解らないと思います。
 少し思い出が長くなりました。思い出はいつでも語れますので、この辺で今に戻しましょう。
 さて、どうしてもスパトラを捨てられなかったのは、先に申しました。そこへBORE-ACEよりハイパワー仕様のディスクがリリースされたのです。私、 すぐにディスクを購入しましたよ。ホントにトンデモナイものでした。ウソです(爆)

本当にトンデモナイものだった
 ディスクをキレイに装着出来ないのです。これは本当に困りました。一度失敗したディスクは二度と使用できません。もったいないですがね。ただし、ノーマ ルディスクとしては使用できるので安心を。



 ここまでになるとお解りのとおり、キースターの燃調キットでキャブほか、ノーマルでの燃調ははほぼよくなりました。吸入側はK&Nのリプレース エアフィルターに変更しているだけです。とすると、問題はマフラーか。
 さんざんやりました。問題が出ては消えしたのですがいちいち覚えていません。問題は「感」のみ、という神がかり的なものです。ホントのことですけどね (爆)
 そこで、問題としたのが、このディスクの重ね方です。さんざんやった結果、次のことが解りました。
  1. インナーコア側は必ず加工ディスクを持ってくること
  2. 指定トルクでは島付けないこと(0.4kg/)程度で十分
  3. 加工ディスクの穴を広げないこと
これを守って装着すると、あ〜ら不思議、上手く行くのです。
 まずは6枚でやりました。バスバスという異常燃焼はしなくなりました。気分は良いのですが、音ほど速くはありません。私としては「音が速い」のはゴメン です。



 どうやら、ハイパワーディスクでの6枚はノーマルディスクの10枚ほどになるようです。次は1枚落とします。7枚から8枚ほどのなるようです。
 それでライディングしますと、ン、なかなか良いように思います。で、結局何がいいたいのか。まずはキャブレターでしょう。そんなバカな〜、と思っていた のですが、FCRがいいみたいです。
 また後で申しますが、この結果をいくら言葉を並べて申しても、絵に描いた餅以上につまらないものです。それゆえ「この程度」を記したまでです。



 で、現在は5枚の仕様にしているわけです。当然、加工ディスクがインナーコアへ向く組付けですね。

そろそろ次の準備を
 いよいよ、来年はこの1JN(3GW)のSR500を導入して20年目にまります。早いようで長かった年月と感じています。新しい稿を起こすのか、それ とも止めるのか、どっち?
 今ようやく落ち着いてはいます。もちろん車両がね。私の方はSR500にあまり乗りたくない気分になっているのも事実です。既にあまりやるものが無くな りました。色々と手を加えて自分流にしていったのがよかったのかな、とも感じています。残るはやっていないことの最大のもの、それがキャブレターかもしれ ません。FCRを取り付けての結果...
 そうなんです。私がキャブレターにのめり込んで止めてしまったのはトライアンフのSUDCO MIKUNIの32mmから始まって、結局ダメにしてしまいました。この面は現在AMALのMK-Iプレミアが保管してあります。
 私の車両で、これ以上ってーのがありません。そこで考えられるのがFCRかもしれません。しかし、このまえ、キースターの燃調キットである程度のところ まで持って行けたように感じます。私がいくらこのサイトで申したところで、あっそーで終わってしまうのです。オートバイほど実際と、想像とが噛み合わない ものも少ないと思います。従って、FCRに交換してもそのままで終わってしまうでしょう。私はそう考えるのです。しばし、このサイトも小休止かもしれませ ん。



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