SR400をけなしているのではないんですよ。極端にいいますと、排
気から始まって、何をどうしてもSR400はそれなりに結果が出るのですが、
SR500ではそうはならない、というか、事が上手く運ばないのです。 わずか100ccの差です。が、(併売されていた頃までの)エンジン周り各パーツを較べていただければ、内部に使われているパーツが結構違っていること に気づかれるはずです。 ことに、マフラーは同じでもエキパイの内部は違う。クランクが違う。シリンダー、シリンダーヘッド、ピストンが違う。キャブレターも全く同じですが、ノ ズルやジェットは異なる。 それでも、私がコトバでSR500での苦労を申し述べてもSR400に乗っていらっしゃる方には理解出来ないことではないかな、と感じています。 これも古い話ですが、モーターステージを興される前の廿枝氏がWMの雑誌CMで「SR400は素晴らしいオートバイだ」と 記されています。SRの基本は 500じゃないか!。私は反論したのですが、実際のところ、SR自体は400がメインだ、ということが真のエンスーというか、モータージャーナリストには 理解されていたのじゃないだろうか、と想像できます。 同時に、私も今所持しているSR500を購入するとき、400にするかどうか、相当に迷ったところです。 それほど、SR400は当初から完成されていたオートバイと言えるのではないか、と思うところです。 |