SRオイルライン・スカベンジ側の曲がり
えらく長い名前になりましたが、要は写真の部分です。私、一度この部分
をカットしてオイルクーラーを装着すればいいのではないか、とさんざん考えましたが、いつも行きつく所が同じで実施に至っていません。
先に申しますと、クランクケースから出ている戻り(スカベンジ)側のオイルホースは純製にしてはなかなか優れものです。私のものは15年経過しています
が、未だに柔軟性を保っています。
夏を迎える前、2011年の5月は異常とも思える気温上昇をした日がありました。私のSR500は来るべき夏に対して不安だらけ、という次第です。
そんなとき思いついたのがマンローさんの言うBORE-ACEのゲジゲジです。これの親玉のようなもの、つまり、3cm径×10cm程度のものを、もっ
たいないのですが、スカベンジのオイルラインの間に入れる構想が浮かびました。
確かにオイルクーラーに比べれば効率は悪いのは解っています。ロックハートのオイルクーラー程度であればOKなのですが、スカベンジのオイルラインが2
本増えることから敬遠しています。
そのことをBORE-ACEのマスターへ問い合わせ。奇しくも同じことを考えられていたようで、思わず笑ってしまいました。
現在BORE-ACE号は武川のモンキー用のコアを用い、8倍オイル供給のアダプターに10mm径の穴をもう一方に開けて、(おそらく内径6mm)の
ホースで結び、クーラーからはタコメーター取り付け部へ戻しているとのことでした。
その時にロックハートのオイルクーラーを装着した時、オイルクーラーの上から給油する
ので、ラインの装着上、ホース内にあらかじめオイルを入れてから装
着したことを話しました。
こたえはピンポーンだそうです。ちょくちょくホースを交換してオイルクーラーを装着した後オイルの循環を確認せずにエンジンを始動するとエンジンが焼き
つくことがあるとのこと。マスターの考えは純製のオイルホースのタンクに入る手前の曲がった金属パイプは、エアーのトラップになっているので、決して無視
してはいけない、とのことでした。
やはり、こういったところを考えて純正品は作成してあるので、改造が改悪にならない範囲でやる、というところを十分に理解することが必要に感じます。