ノーマルシートで
す。 ●赤丸の部分が着座位置であり、前方がダクトの上に位置します。 ●着座位置付近の両端にダンパーラバーがありますから、フレーム上からシートベースまでの高さは約3cmで、ダクト上のクリアランスと空気の流れる空間は 十分に確保されています。 ◆シートベースの形状は、補強をかねて、シートサイド、後部ダンパーとの空間部分から空気が入り込む設計になっているようです。 |
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モトコのシングルシートです。 ●丸印が着座部分で、左右に開けられた小さい穴を結ぶ部分がダクトの上に位置します。フレームにシートベースがダイレクトに乗るように感じられますが、前 部のシート取り付け部分がキッチリとダンパーラバーに入り込みますのでフレームからシートベースまでの高さは、約3cmです。 ◆写真では判断しづらいのですが、この部分はシートストッパー部分 まで、シートの表面側へ凹んでいますから、空気の流れは良好です。 ◆強固で良質なFRPのシートベース合わさって、取り付けがリアフェンダーの取り付けボルトと共通なため、確実な装着が可能です。 ◆ストッパー部分が空洞になっているため、エアダムとしての働きもある、とは言い過ぎでしょうか。 |
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ヨーロッパ向け48Uのタックロールシートです。 ●ノーマルシートと同様に、赤丸の部分が着座位置であり、前方がダクトの上に位置します。 ■赤丸内のダンパーは、エアクリーナーのダクト部分に近いシートレールの上に位置します。 ●シートベースの形状は、数本のリブが前後左右に射出成形されていますが、前部の装着プレート部分が低いため、燃料タンク取り付け部分のボルトが若干シー トベースに 当たります。 ◆後ろのダンパーがリアフェンダーの真上に位置します。そのため、空気の流れは若干悪くなり、このことがキャブセッティングに影響が出るように感じます。 |
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コージーシートです。 ●赤丸の部分が着座位置であり、前方がダクトの上に位置します。 ●フレームからシートベースまでの高さは1.7cmです。 ◆ダンパーラバーは純正のリアのみで、途中のダンパー類は一切無いため、ノーマルシートの前部ダンパー部分がダイレクトにフレームの上に乗ります。そのた め、前項で記したようにタンク取り付けボルトの頭が保護のラバーシートを完全に切り取ってしまうほどになります。 ◆リアフェンダー取り付け部分の凹み空間より後ろは低くフラットになっていますから、空気の流入量 を確保するには不十分な形状ではないか、といえるようです。 |