SR500ノーマルキャブレター今の
仕様
ニードルジェット |
スタンダード
|
ニードルポジション |
スタンダード(3段目) |
負圧取り出し穴径 |
ノーマル |
パイロットジェット |
#47.5 |
メインジェット |
#162.5 |
パイロットスクリウ |
1回 1/2 〜 1回 1/4
|
ダイアフラムスプリング |
ノーマル |
エアクリーナー |
エレメントともノーマル |
エアダクト |
ノーマル |
マフラー |
改造ホワイトブロススーパートラップ |
考 察
何度もいいますが、ほぼ一般的なオートバイでのキャブレターセッティングになったようです。かといって、SR500のパイロットスクリウの戻し回転数が
異常か?、というと、ノーマルのエキパイとマフラーでは過不足ないため、そうともいえないところです。
私の場合は、最終の200m程の直線でキャブレター全開で走ってエンジンをカットするキャブレターチョップなどで点火プラグの状態からキャブレターセッ
ティングの良否を判断する気にはなりません。実走行においてSRはそれだけシビアにやる必要はない、と断言しても良い、と私は確信しています。
現実には、最初の1000km走行後、エンジンオイル交換をする際に、不具合を出すべきですし、それからの数千キロはランニングインとして、エンジンを
含め、車体各部の馴染みを出すためのものではないか、と考えるところです。機関に手が入っていなければ、不都合が出ることはありません。強いていうと、ラ
イディングポジションに対して、ライダーの体格にハンドルバーとかシートを変更してよりよいものにするのが得策です。
苦言を呈すわけではありませんが、私はエンジンのスープアップをやる場合、手っ取り早くボアアウトを行う。専門ショップにおいて丁寧な作業がされたとし
ても、オーナーの手に渡った後、どういった使われ方をするのか?。ここに全てが始まるのではないでしょうか。
本項での話から逸脱しますが、SRのエンジンの場合、ボアアウトのみの作業であっても、クランク周りは馴染んでいるので、シリンダーとピストンの辺りを
とればよい、と思いがちですが、実際は圧縮比も上がるわけですから、現実にはエンジン全体に影響が及ぶのです、
したがって、その後の1000km走行時が初回の点検となり、それからがランニングインとなる... 、と私は理解しています。
というところで、このような細々したことを記載してみたい、と考える今日この頃です。