1988年、LUXのOYシリーズのトランスを使用して、真空管
EL34のプッシュプルアンプを作りました。回路は上杉研究所の上杉佳郎先生のものです。組み立て前、パワートランスがどんなになってるのかな?、とパ
ワートランスの9F220のコアシールドベルト引っ張り出そうとして切ってしまったんです。 性能上は問題がないのですが、どうしても気になるとこ ろから、市内のモーター整備工場へ持ち込んで処置をお願いしました。 出来上がってきたものは銅製のシールドベルトを包み込むよう にハンダが盛り上げてありました。これでいいの?。正直なところ、そういった気分でした。お かしいかもしれませんが、不安が先に立つものです。 結果は、最初よりいい状況になっていました。オープンコアの 電源トランスですからノイズの面で不安があったものの、ストックの時より低減されていたので す。 |