コージーシートがどうも受注生産的なために、私のSRに対しては、取り付けに際して 少しガタが出たのではないか、と思われるため、全てのSRに取り付けるときの不具合ではないことを、あらかじめ申しておきます。 |
TX750のヨーロッパ向けハンドルです。 当時は、このハンドルバーが相当にはやりまして、本来のTX750が全く不人気なのに比べて、かなりの本数が出たようです。 スイッチボックスからの配線を通すために、 このハンドルバーだけ裏側に穴が開いています。 そのため、TX750の車体重量との兼ね合いもありますが、こけたりすると、ハンドルバーがどちらかへ曲がってしまう欠点を持ち合わせていました。 立ち上がりの角度から見ても判るように、非常にフラットに曲げが取ってあります。 SRに取り付ける場合は、もう少し立ち上がりが低ければ良いポジションが取れるようです。 |
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XS650の後期モデル、TX650のヨーロッパ向けに装着され
たハンドルです。 前期モデルでは、このハンドルバーは無くって、フランス向けの256-26111-02というハンドルバーしか存在しませんでした。このハンドルはカワサ キのゼファー400のものに近い角度でした。 TX-650をはじめ、XS650Eからディスクブレーキをフロントに装備していましたから、エンドの錘は装備されていません。 写真の角度でTX650に取り付けると、エンドは水平になりますが、TX750のハンドルバーより曲がりが深いため、腕が上がってしまい、手首が痛くな り、ハンドルの押さえが効かなくなります。 コージーシートのSRに取り付けると、ポジションとしては、ちょうど良いのですが、どうしても立ち上がりが高くなって、ぶら下がる感覚が強くなります。 |
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GX750
II型のバリエーションです。当然変形ハンドルの取り締まりが厳しい時代ですから、TXの時と同様に車体検査を受けてのハンドル変更になりました。 ヨーロッパ向けにはポイント点火の1T4モデルがXS750としてリリースされたので、このハンドルが取り付けられたところです。 後年、XJ750Eのハンドルバーとして採用されたところからもお解りのように、取り付け位置の高いSRには好適のハズですが、コージーシートではスタイ ル上、何とも不思議なフォルムになってしまいます。 もし、国内のSRに、XJ750Eと同様の最初のヨーロッパ向け輸出のSRに取り付けられていた200mm径のヘッドランプなら、好適なスタイルになると 思われます。 このハンドルは振動係数から錘が溶接されています。 |
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今更説明する必要もないと思います。真面目にノーマルシートで
バックステップ付きSRにフィットするハンドルバーと思います。 ただし、ヤマハが推奨している取り付け方法である、クランプ部分をハンドルバーのローレットのポンチに合わせると、大半の人は違和感を感じるだろうと思い ます。 コージーシートでは、このハンドルバーで調整しようにも、ぶら下がり気味になってしまいます。 |