8枚のディスクを用意します。 60°(ボルト穴1か所)ずつズラせて重ねておきます。(ディスク裏側の"SUPER"の刻印の次の穴に、重なるディスクのSUPERの刻印の手前の穴 をもってくるようにすればOKです。) |
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取り付けボルトを用意し、モリブデングリスを塗布して、6か所
全てに、あらかじめインナーコアのナット部分に2cm程度ねじ込んでおきます。 特に受けのナット部分がローレットタイ プでインナーコアのエンドに圧入してあるタイプは、長期間の使用でナット部分がポロリと空回りする可能性があるので、その際はタップを立てておく方が良い かもしれませ ん。 |
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ディスクの表側の取り付けボルト穴部分にモリブデングリスを薄 く塗布しておきます。(スリット確保のバリが壊れないようにするためと、取り付け時にディスク同士の取り付けをスムースに運ばせるようにするためです。) | |
最初に3本のボルトにモリブデングリスをねじ山が隠れる程度
で、ボルト全体に塗布しておきます。(先ほどのディスクの穴への処理を行わ
ず、このボルト全体にモリブデングリスを塗布しないために、かなりボルトとディスクが
変形する場合が多いようです。) 60°ずつずらせてまとめたディスクの下側をホールドして、最初に上側の2か所のボルト穴へエンドキャップを通してボルトを少しね じ込みます。 次に残りの1本のボルトを最初の2本のボルト位置を辺とした下側の1か所の頂点の穴にボルトをねじ込みます。 注)ディスクの下側をホールドすることと、上2本のボルトをを最初にねじ 込むのは、車体に装着したままでの取り付け時、ディスクの重量を分散均等化するためです。 |
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最初の3本を止めたのと同様に、残りの3本のボルトを組み付け
ます。この時は下側の2本から取り付けます。 再びディスクの下側をホールドしたまま、アーレンキーの長手方向を使用してトライアングル状に、わずかにガタがある程度までボルトをねじ込みます。 (きつくなったら、必ず次のボルトへ移るようにしてください。) |
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あらゆるエンドキャップが発売されているため、取り付けボルト
の締めつけ順はイラストにしました。 現在、総代理店的なアクティブの説明の「対角線に締めつける」のとは違い、古いスーパートラップの説明通りとしました。 私の経験からすると、この締めつけ順の方がディスクが安定して取り付けができるようです。 規定トルクは0.7kgぐらいで十分ですが、トルクレンチのない場合は、きっちり締まったと感じるところから1/6〜1/4程度締め付けをすればOKで す。 軽いトルクのため、ディスクの変形は防げますが、数千キロ走行時毎の締めつけ点検を要します。 |