Duoトラックボールの謎

 これはDuo270以降のボール支持がステンレスになったトラックボールに対しての考察だ。何しろDuo250までのルビーの支持はオッソロシイほど快調である。それはPowerBook150で実感できる。巷にないけど、Duo250が欲しいところだな。
 さて、あまり調子のよくないDuo2300cのトラックパッドをトラックボールに変更してずいぶんと調子がよくなった。スムースさの完璧を目指すために宝球庭から水晶のボールをとりよせてご満悦であった。
 ところがだ、時としてポインターの動きが悪いときがある。不思議なことだが時として出てくるのだ。トラックボールの上から力を入れると少し動きが改善される。トラックボールの上下の微妙な動きで治るところも出てくる。ロックをはずして掃除するにもその必要はない。何かおかしい、というより、どうしてかな〜?の方が強い感じだ。
 というところで、ラバーのローラーをさわると、「レレッ」ヘアーピンになったスプリングが左右前後のローラー共用になっているではないか。しかも、少しギャップがある。これかな?と思って次のようにした。

 用意するもの・焼き鳥などに使う竹串1本
(小さいドライバーは微弱な磁化処理が施されている場合が多いので使わないこと。)

●ローラーの片側を引いてヘアピンのスプリングの片方をフリーにする。
●フリーになったスプリングを竹串で2〜3回、ローラー側(トラックボールに接する側)に押しつけるようにする。
●もう片方を同じように行う。

これだけである。
 わずかなことだがほぼ完全におかしい動きは止まる。
 もしDuoでググググ....、というポインターの動き、あるいは、トラックボールの作動に対応しない時がたまに出るのならなら、ここを疑っていただくのがいいのではないか、と思う。

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