hp オムニブック XE3の巻(その1)
出来心で入手するまで

 なんで、今さらDOS-Vマシンを購入する必要があるんだろう。 2005年の5月、すでにMac上でWindowsが走る、しかも、それをApple自身がやる世の中になってきているのですから。
 しかしですよ、このDOS-Vノートの世界にも妙なもので、ついつい良いものを見落としているのです。根っからのMac好きな私からすれば当然というこ ともありましょうが、それでもPower BookのPismoの当時に花開いたDOS-Vノートには、こういった良いものが存在するようなんです。今回も正にそれ!。おかしいような不思議な世界 に入っていった、というわけです。

 写真を見て一瞬ためらったのは事実です。
 時に2006年5月31日。Do-夢のDOS-Vノートの中古にコイツが出ていたんです。早速... 、とは思いましたが、これが職場での昼休みだったし、立て込んでいた仕事の手前、Do-夢へ問い合わせの電話をする暇がなかったんです。
 退庁する前、「あっ?!、たぶん売れてしまっただろうな」と半ば諦め気分になったのも事実ですが、それ以上に立て込んだ仕事で動きが取れない状況ではあ りましたが、そこから何とか脱したいという気分などが混じり合った気分状態だったのです。

 エ〜イ!、職務上、後ろ指を指されがちですが、定時で仕事のキリを付ける、というのも仕事に対しての別の努力ではないだろうか、と僕は考えているところ ですから、いつもの生活を取り戻すためにも帰宅を急ぎました。どちらかというと、「売れているだろう」が先行していましし、気分は普段の生活に戻すことが 主でした。

 帰宅して直ぐさま丸穂温泉へ出かけました。妙に目の回りが黒ずんでいるので、タオルで洗ってやりました。クマができているのは判っていますが、どことな く黒ずんでいるのが気になったためからでした。案の定、少し擦りすぎたのかしらヒリヒリしてしまいました。
 オカゲで黒ずみは消えましたが、色素沈着もあってか、取り去ることは諦めました。
 ついでとはいわないまでも、オヘソの中も洗ってやったところです。ゴマがふやけて黒いのが出ます。こいつが結構腹具合の不調に影響しているのではない か、と感じたりもしました。おかげで、気分良く帰ってきたところです。
 汗の引くのを待って、キリンの「のどごし生」と缶酎ハイで気分が落ち着く。つまみのわさび菜が効きます。そういえば、わさびは全ての毒消し、と週刊誌に 出ていましたが、今までの経験から本当かもしれない、と感じました。軽い夕食を終えて、Pismoを立ち上げたわけです。

 「売れてしまっただろうな?」という気分が先に働いていましたから、諦め気味で再びDo-夢の中古DOS-Vノートを見ると、「人気のXE3再入荷」と 出てました。ウソだろ?!。
 そりゃそうでしょうね。CPUはセレロン600だけど、形の良さなどから、入手後のことなどは考えずに、フッと「これは... 」と心が動いたわけですから。
 昼休みに穴が開くほどコメントを読んでいましたし、今回のは昼間読んだコメント内容とは若干違っていました。特に「ディスプレーに少し難点が」、という 一文が私を「きがかり」の気分にさせていたわけですが、それが消えていました。その代わりに複数台在庫、とありました。
 何よりも普段の生活を取り戻したいという気持ちから、家でPismoを立ち上げるまでの経過を記したところだったのに、その気がかりな一文が消えていま したし、コメントによる製品状態から複数台の発注も考えられる。ということは、在庫の全ては同程度のマシンのはずだ。と、いうことは、昼休みか、帰宅して 直ぐに発注しなくて良かったのかもしれない、と感じたのです。
 
 そういったことを含めて、午後7時40分、まずは問い合わせの電話をしたわけです。複数台のマシンとは別に、少々難ありのモデルもありましたので、完全 な方はありますか?、と言い渡しますと「ございます」との返事。
 もうダメですね。1台お願いします、と発注してしまいました。
 ところで、スペックはまだしも、形状は一体どんなんだろう?、とヤフオクをのぞいてみました。ありゃりゃ〜、ウラは不細工。が、結構ゴロンとしていて、 いい感じではないですか。
 状況によってピンからキリまでありますが、よくよく見ると、Do-夢のマシンの方が綺麗だ、と確認しました。状態からの金額もリーズナブルではないか、 と感じました。こういったところで、到着を待つことにしたところです。

 Do-夢からの商品到着は6月3日(金)午後の予定になってました。が、送付先登録が職場です。到着して配送となると、休日を夾んで6月5日(月)をこ ちらから指定する以外に方法がないため、私の誕生日に受け取ることにしました。坂下津(さかしづ)にある配送のペリカン便が少し遠いところだし、雨天とな ると受け取りに行けないため、留め置きもできない、という理由からです。
 が、4日の土曜日、結構良い天気になっていました。箱はこの辺のサイズだろう、ということから、まずは荷造りヒモを持って自転車で受け取りに行きまし た。往復4kmお昼前ですが、気音が少しずつ上がっていきます。保手川からの風もあまりありません。
 代金を支払って受け取り完了。我が家へは登りになります。陽も高くなりましたが、お昼前に帰宅しました。
 早速開封。オオ〜!

 


 すばらしい。小さいキズはあるものの、その姿は本当に綺麗なマシンでした。しばらく眺めていた後、OSをどうするか、という問題が立ちはだかりました。 セレロン600がCPUです。それにハードディスクが6GBしかありません。メモリーは128MBだし、ベイが1つ空いていますから、128MBを1枚入 れることができます。こういったことなどを考慮する必要が出たため、即時インストールは控えました。






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