ATOK for Macの疑問点
このお題目は私の想像ですけど、日本語キーボードには当てはまらない、
と思います。
が、Macの日本語キーボードはトラックパッドがほぼセンターになるため、returnキーが大きいため、異様に左へ寄った格好になってしまいます。
そのため、昔からのカタカナ併記のキーボードに慣れている方は英語キーボードで使用されている方は意外に多いのではないか、と思うのです。
とすると、英語/日本語の切り替えはcommandキー+spaceキーで
行うのです。私はまだやっていないのですが、キーの割り付けでcommand
キーだけで変更するのやできないだろうと思うのです。
もう一つは、ATOK自体の開発はMS-DOSがベースだろうと思うのです。
こういったことを念頭に置いて、これまで、劇的に変化した、というのはどのバージョンでしょうか。私が思うのには、ATOK
14ではなかったか、と思います。これはOS 9までとOS X(10)とで仕様が異なってましたからね。この確実性がよかったんです。
が、最近になって英語キーボードでのcommandキー+shiftキーでの切り替えの確実性と速さが上手くないのですよ。また、私の場合はATOK
8時台からカナの種類からoptionキー+U(ひらがな)、I(カタカナ)として割り付けていますが、若干この辺も影響があるかもしれません。
もう一つは使用可能なバージョンの表記方法です。下の写真をご覧ください。いずれもベーシック版です。上の写真はATOK2014で、下は
ATOK2015です。
マシンの内部CPUをintelとしてPowerPCは無視しても、一体どこからどこまでがど
のバージョンで使用するのが好ましいのだろう、と考えてしまいます。
以前、職場でWindowsマシンを使用していましたが、2007からアップデートしたことがありません。Windowsマシンではどうしてかしら、あ
まり影響が出ないように感じるのです。強いていうと変換効率の高さでしょうか。旧OSならMac
VJE等も使ってましたし、妙にフレキシブルであったように感じます。EGブリッジも同様です。
ところが、いざMacとなるとそうはいかないのです。過去変換が上手くいく、学習機能が凄い、と言われ続けましたが、一見文脈が続いている文章でさえ、
勝手に変換してしまうのは相変わらずですし、普段使える言い回しが入っていないものもあります。2013、
2014では単語登録もATOK側が先に出ていました。2015はそれが消えてはいるのですが、そう変化が感じられませんでした。
しかし、2015(for
Mac)ではそれが消えているのですが、「そう変化があるものではありません」と
私は変換して欲しい、と願うのですが「相
変化があるものではありません」と変換するのです。
これを単文節でタイプしてみると、(変換上スペースを入れていますが)「そう 変
化が あるものではありません」と上手くいきますが、私の場合はこの程度のものは一括変換できる文章ではないか、と思うのですよね。
私は文筆家ではありませんから、あまりここは、こうならな
ければ、とは思いませんが、当初の頭の良さは、少しずつメッキが剥げるように感じるのです。私がいつも注目するのはこの部分なんです。長文を一括変換して
も、文中の途中でのおかしな変換は後の処置が大変なんです。
で、「そう変化があるものではありません」、と一度正しい変換をや
りますと、次の変換は効率よく変換してくれます。それゆえ、ATOK 2015は優秀、と私はいいたいのです。
ここまで来ると、現有マシンでMac
OSを10.10で使用されているのなら2015はいいかと思います。ところが、intelチップで旧アプリが使用できるOSの10.6ならいざ知らず、
OS
10.8の人はこのOSでのピークのATOKとすると、やはり2014なのか、それとも、10.6のピークのバージョンの方がいいのか?、と疑問が生じる
のです。