最後の仕上げか(その1)

 2021年もMidな年になりだしました。私のMacBook Pro 13インチはAppeストアで購入して早8年になります。あっという間にレチナディスプレイ、M1チップと大きく変わり、OSもカタリナまでとなってしま いました。もし、ビッグサーを導入するなら、マシンを新しいものに交換しなければなりません。かく申す私はいきなり新しいものに交換などは出来ないし、今 の使用環境からするとこのままで十分ではないか、はなはだおかしいかもしれませんが、例のコロナウイルス蔓延の今、ひとまずマシンは落ち着きましょう。こ ういった自身を慰めようと思っている状態です。
 そこで、どうしたものか?!ととりあえず2年前に戻って、完全にマシンを整備してやろうと考えたわけです。

大失敗から
 忘れもしないWi-Fiアンテナリードを斬ってしまったことから事が始まります。なんとか内部パーツにキズを付けずにリード(線)ハンダ付けして最初は そのうちディスプレイ自体の中古を購入しておけばいい... 、と軽い気持ちで済んでいたわけです。
 実はそんなに甘いものではなかったのです。この年の3月、私は入院となってしまいました。どうしたものか、かなり落ち込んで、実はどうでもいいや、と言 う事になってしまっていたわけです。入院生活はつらいもつらい。一番事えたのは絶食です。おかしい話ですが身体は痩せてしまい点滴で栄養補給だけと言う事 になってしまいました。
 それが落ち着いたとき、翌月再度入院。同じように絶食何も出来ない状態です。人様は気軽に考えていたようですが、かなり精神状態も肉体状況も「今から」 にはならなかったわけです。



 ね、このように綺麗に配線も終わりにしてるでしょう。新旧のハウジング(ケース)はCDロムプレーヤーが古い松下製にしてるので解ると思います。ドライ ブはどうも以前の方がいいように感じるのですが。
 運良く見つけたのは中身がないもの、これをひとまず入手しておきました。ただし、かなり触ってるな、と思うものでした。私が手を下してやったのはディス プレイ枠整備だけでしたが、今度は中身の欠点があって、今度はイライラが続くのですね。そしておそらくはi5のモデルだろうと考えました。ただし英語キー ボードだけは助かりましたけど。
 ケースを取り替えるとしても、キズだらけの底板はシリアルナンバーがあるのでこれはそのまま元通りにしなければなりません。苦しいところですが致し方あ りません。
 その他のものは良かった。もちろん主要パーツは装備してない(当たり前か)ので、内部のパーツを移動しました。ところが困ったことに上手くないのです よ。これは前回記載しましたから多くは記載しません。
 ディスプレイの修正がことの他上手くできないため、アルミ部分にキズを付けることになりました。そして、ご存知の通りディスプレイの保護ガラスがパキン とダメになってしまいます。どうすることも出来ませんからここは瞬間接着剤でスーっと流し込んでやり事無きを得ています。もちろん、これ以上はやらない。 やれば故障の上塗り(?)をやることになりますからね。
 
ひとまずはうまくいった
 これも先に報告したとおりですが、とにかく製品のこのロットからはこのパーツと言うのがわかっておもしろいものです。DVDプレーヤーの内蔵品は今回の パーツ取りの方が音がいい。これは不思議でしたね。
 つぎは、キーボードのランプがつかなくなってしまいました。もはやこれまで。バッテリーのインジケーターは点灯せず、キートップの一つがポロリ、ともか くひどいのはひどい。ジャンクですからどうしようもありません。このままで、一応の完成は完成と納得して終わりにしました。
 そうするうちに、ディスプレイの代替品をヤフオクで探すのですが、以前にも増して「無い」のです。ほとんどが2011年モデルです。ホンの少しのところ で装着できないのです。代替品を見つける苦労はかなりのものです。たまに「あった」と喜びいさんで金額みると万の単位のものでしょ、こんなので要らぬ出費 は避けないとなりません。ともかく、お安いものをゲットしておきましょう、とやることにしました。

なぬ?!、どうも違うのじゃない...
 ゲットしたものはどうも違うのです。しかし、ものは間違ってはいない。A1278のいう製品番号なのですが、違うことはないが違うのです。ま、仕方があ りません。液晶は使えますから、保存用です。いずれにしても万単位になってますからヤフオクで千単位は数が少ないですね。もう一つ、英語キーボードは国内 では少ないようです。もちろん、最終はAppleへ持っていくか名のあるリペアショップと言うことになります。

 

 まじめにキーボードの内側はご覧のとおり、「ゲ〜、きたねーな」そりゃ8年近く使って る上に、今のMacノートはキーボードの掃除が外からできないのです。キートップを一つずつ外して掃除も可能ですが、パンタグラフタイプのキーボードは自 分で手を下すと破損する恐れがあります。それゆえ、新品に交換... 、といえどもほかの意味で苦労します。
 もう一つ、私の持っているMid 2012のモデルはディスプレイのヒンジ部分が弱いように感じます。おそらくこれは使用頻度が高いのが原因であろうと思います。決してウソではなくね。私 のモデルが2台とも口を開けたのですから。要はセメントが弱いのであろうと思います。
 そのため、クラッチカバーの口を開けてしまうのです。そしてジワリとリンゴマークの側がポロリととれてしまうようになるのです。これが私の経験したこと です。おかしいけど2台ともこのパターンでした。大きめのProマシンの17インチ、Air11インチも口を開けることはありません。13インチだけに起 きることかもしれません。

いよいよ本番となるか
 ずいぶん周りくどくやってきましたが、完成は簡単です。ばらしてあるディスプレイを綺麗にして、すべてのパーツを取り付けてオシマイです。もうバカなこ とはしません。が、どうしてもこのマシンでやることはもう一点だけあります。これだけはやっておき必要があります。 
 それは、私の知る限りパーツがないことに起因します。つまり私のモデルでは白く明るく輝くディスプレイの上蓋です。これは液晶部分と一緒になってますか らでしょうか。もう一点、液晶保護のためのラバーです。私の感じだけかもしれませんが手垢でラバーがダメになるのです。ここを交換できれば、と思うのです がね。Appleにクレームを出すことも出来ませんから修理でしょうかね。
 この2点ですが、幸い新しく入手したものはラバーは完全でした。液晶のカバーガラスはパリンと逝きましたので修理しないただめです。問題は何から手を付 けるかというと、一番は手持ちのパーツからは、上蓋からでしょうか。
 あ、先に記載しましたが、バッテリーのインジケータについて先に申しておきましょうか。これはびっくりしましたがね。

バッテリーのインジケータ
 これまたおかしなことが起こっていたわけです。以前の機種からはずすのですが、iPodの時と同じようにリボンケーブルがパツンと切れてしまいました。 それでアセンブリー交換をしたわけです。
 ところが点灯しない。電源部分とは違う回路のようで、このインジケータは単独のようだ、ということが判ります。それじゃ、どうして点灯しないのか?。何 度もやるのですが判りません。結局インジケータ部分が壊れてる、と言うことなんだ。そう判断したのですが、もう一度基板部分を確認すると、このパーツのコ ネクターのとなりはスポンジが装備されてます。もちろんコネクターではないのですが、これはどうしてもラバーで底板と接触しないようにしているように感じ ました。
 じゃインジケータのコネクターはどうしてだ?、上手い具合に少し硬めのカバーが付いていることが判ります。小さいコネクターですから、私がミスったのか もしれません。そんなことはないはず。じゃ、どうして点灯しないのだ。やはり壊れているのか。こういったことを何度となくやったのですが... 。
 それじゃ、この硬めのヒンジを外してもう一度コネクターをコネクトしようか(爆)とバカなことを考えていました。ズレているようには感じませんから装着 はOKなのです。じゃ、何がどうなってる?、
 私バカよね、とうとう歌の文句まで出てきます。指でジワリと触ると、ポロッとコレクターが外れるのです。どうして?こうなるのだ。バカも休み休みかもし れませんが、上から見ただけでは判りません。本体を持ち上げてこの部分を見ると、「アッ」きっちり装着されてないではありませんか。もう一度綺麗に装着す るとパララ〜と緑色のランプが点灯しました。こんなことで... 、この始末。ガックリです。数か月このことだけで悩んでいたのですからね。誰の所為でもありません。みんな私が悪いのよ... でした。

ディスプレイの上蓋剥がし
 いろいろ本体にかかります。となるのですがこれは別のこともあって次に回しましょう。前回もこれやったのですが、今回はいかがなったか?。
 なぜ、この機種(13インチのMid 2012)にこだわるのか、これらを合わせて記載してみます。




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