NacBookとOS10.7 別枠(5)
10.7niに打ちのめされる
2011年9月26日夜、とうとうMacBookが悶絶状態になりまし
た。どこがどうなっているのか全く分からなかったのです。私自身は正常と思いますが、OS
10.5や10.6ではMacBookは全く影響なくスタートできるのに、10.7ではどうして上手く行かないのか?。ここがそもそもの始まりであったよ
うに思います。
ウェブ上では私のような症状は報告されていません。私のMacBook(Mid
2009)にだけ起きるとは考えられないからでしょうか。仮にオンラインサービス、あるいは対面でとなっても、内容をどうのこうの説明してもおそらく理解
は無理であろうな、と思えるのです。
ではどうするか?。ハードディスクに関しては数社のSATAハードディスクを除いて、問題は出ていないようです。すでに、製造は若干古いポリカの
MacBookへ、私が持っているウエスタンデジタル社のものを装着しているものもあるのですから、機能の一部はソフトウェアに問題があるのかもしれませ
ん。
このようなことを考ええつつ、ふとPB G4
12インチを使用してみますと、なかなか快調なんですね。しかし、このモデルもG4の867MHzのコンボモデルでは、OS
10.5がインストールできない。スーパーディスクだとインストールできる、という独特の癖を持っているように、MacBookも同じかな、とも感じるの
です。
そんなこんなで、少しばかりまとめをしてみようとしたのです。ここで分かっているのは、次のとおりです。
- 内臓のハードディスクがOS 10.6.8になっているので、アップストアより10.7をダウンロードしてインストール。
- インストールしたものを外付けのウェスタンデジタルの320GBのハードディスクにバックアップ。
- 起動用DVDの作成
これが初期段階です。すでにこの頃よりMacBookの起動画面で風車がストップする現象が頻繁に起こり始めたのです。
以後は、穴が無くても... で報告したとおりです。
そして、運命のスベカラクイニシャライズして出来ないと思っていたPB G4 12インチからデータ移行ができたので、これからは...
のとき、再び起動困難のモロモロが起こった。
このような状態ですから、私のやったことも間違いではないし、ソフトウェア上の問題でもない。最終はMacBookというキカイとOS
10.7の相性であろう、という結論だったのです。
これらのことから、完全クリーンインストールを試みることとして、ウエスタンデジタルのハードディスクと換装して、クリーンインストールをしてみること
としたのです。
まずは、現状でハードディスクのイニシャライズを行うこととします。MacBookはすでに起動しづらい状況にありますので、軌道音とともに作成した
10.7の起動ディスクを挿入して、optionキーを押し、起動ディスクを選択します。ゴニョゴニョ、シュッシュという音を繰り返し、起動ディスクを認
識。
ディスクユーティリティで外付けのハードディスクをイニシャライズします。
一応、シャットダウン。
ここで、ハードディスクを入れ替えます。
先ほどと同じ手順で、入れ替えたハードディスクを再びイニシャライズします。今後のことも考えて、パーティションは切っていません。
なぜ、2度も
ハードディスクのイニシャライズを行うのか。私も気付かなかったのですが、購入した外付けのケースは起動ディスクの保証はされていないので
す。そのための処置と、これまでは、内蔵ディスクに換装したときにイニシャライズを行っていなかったため、ほんの少しの所で不具合が発生したのではない
か、と思われたので、それを回避するための処置です。
正味1時間程度かかりました。が、ディスク読み込み20分後の再起動で再びフリーズ。強制終了の後での起動はOKでした。
それから20分間、無事インストール完了までこぎつけました。再起動は自動でやることにしました。
心の中は虚しい面もありましたが、本当に10.7で動くのなら、私個人は好ましいと感じていますので,,, 。
見事に成功です。この時は変更された画面にまだ気づいていなかったのですが、まずは、リスタート、終了後のスタート。ログイン画面以降も同じことを繰り
返して、インストールが完全であることを確認しました。
どうすべきか悩みましたが、ここまで完全になったら、まずは移行アシスタントで元のハードディスクからデータを移行することとして、作業を始めます。
ルンルン気分が一気に萎えたのは「残り3分間」が一向に変わらないのです。
ついには私の体がいうことを聞かなくなり無理やり終了させました。
やはり機械的に違和感があるのだろうか、と思いつつ、26日はお終いとしました。
明けて9月27日。晴天であろうところで、午前5時過ぎから作業にかかります。出勤前の3時間ほど。いくら何でも2時間もハードディスクが動かないのな
ら、やはりダメ、とあきらめざるを得ません。それゆえの早朝からの作業開始です。
MacBook本体の起動は完璧です。外付けのハードディスクを装着して認識もOK。移行アシスタントでアカウントをデリートして移行開始します。
ものの10分間で「残り3分」の表示。そうなんです。その時間表示までが速いんです。そこでいきなりストップ。またか〜、となるのですね。
ともかくやることとしたのですから、身仕度を終え、朝食のパンを購入にサンクスへ。ソコソコの時間に帰って来て確認しても「3分前」です。どうもスリー
プへ入っても電源は落ちていない様子。ここで終了すると元の黙阿見です。そのため、テレビを見ながら... 。
と、その時でした。外付けのハードディスクがカタッと動いたんです。同時に「3分前」が「4分前」に変わりました。それからしばらくして、アプリケー
ションをサポート云々になったかと思うと比較的速くインジケーターが動き始めました。
再び2分前で小休止。で、最終1分の表示の後、も1分以上必要というアバウトどころではない秒読みの末、OKとなりました。
実に1時間半程度を必要としましたが、大半のアプリなどは移行完了しました。
ブックマーク、iPhotoライブラリーなどは一切ありません。今後はこれらを手入力して確保するか、あるいはPB G4
12インチからプリントアウトして入力するか、ということになります。
その夜、会議で遅くなりましたが再び動作確認をします。すべからくOKになりました。コンピューターの構造、ソフトウエアの内容などには素人の私が必死
になってやった結果としてお笑いください。
まぁ、悪戦苦闘の2か月間でありました。