MacBookとOS10.7 別枠(6)
一縷の望みから新たな歩み
2011年9月末、本当に新たなMacライフの始まりのような感じがし
ました。快調にスタートして作業開始できるのは素晴らしいし、結構きびきび動くことに喜びを感じているところです。
本当に長いアップグレード期間でした。多くのことを学ばせてもらいました。Mac OS
Xのβ版、10.5への移行にさんざん苦労してPismoを10.4のままで使わなければならなかったこと。この2件の処置と全く同じになってしまいまし
た。
MacBookを購入して直ちに10.6へ移行したことが、今回の一連の障害やら問題の発生はこの時から始まったのではないか、と考えます。
で、相当にやった結果はこれまでの報告のとおりであり、最後にはハードディスクを外付けケースでと換装してMacBookでイニシャライズ、移行システ
ムで数時間かけて、ようやく使える状況になったわけです。
しかし、大半の写真をはじめ、作成したファイルなどは7月以降の分が一切ない状況でしたので、何故かしら心残りのままで使用するもどかしさを数日間味
わったところです。
そんなこんなで本当に偶然だったのですが、iPodからXPortというソフトでMacBookへ音楽ファイルを移動することに成功し、それを再び
iTunesへバラの曲を元のファイルどおりに収めるということを真剣にやろうとしていたときでした。
そして、どうにもならないFireFoxのブックマーク。これがSafariからは移行できる、となってます。とすると、一度Safaeiで読み込ませ
て、FireFoxへ移行すればいい、と。
もしかして、写真はiPhoto Libruary、アイフォトライブラリーにあるはず。OS
10.6まではホームかシステムの中にあったはず、とすると元の内臓ハードディスクに一まとめにして何か入っていたような、と思いUSB端子に接続してみ
たのです。
でも、元の黙阿見... 。
いや、待てよ、今回ばかりは先の経験がしっかり生きていましたから、どうなるか、つまりディスクの認識はするが、システムのカケラが数個入っているわけ
ですからハードディスクが開くまでの時間がかかるのです。波で流れる青いインジケーターがストップするまでじっくり待つこととしました。
しばらく後、MacBookのライブラリーのiPhotoフォルダーを開くと3つほど存在するのです。もしや!?
それを次々に開くと、そう、つい数日前のもの、PB G4 12インチのもの、そして、7月から9月までのものが見事に存在していました。
そのフォルダーの名称は「1」となっていました。このようなシステムめいたフォルダーが2つ存在するのですから、完全動作するまで時間がかかるはずで
す。
そこでいくつかは実際にMacBook側で稼働しているのだから、ライブラリーのファイルを並べて手作業で外付けハードディスクから移動することとしま
した。
移動した後、不必要なものは外すことができますから、まずは手作業で行います。さしあたって必要なものはiPhotoから... 。
これに30分程度かかりました。次はiTunesをやります。並べてみるとフォルダーのまま移動が可能です。それを試みます。
ここで一度再起動。
オーッ、見事にもとへ戻っています。
MacBookのシステムに異常がないことを確認して、「1」のフォルダー=ホームフォルダーですから、主要なものをMacBookへ移動しました。
再び再起動。
アーッ! 一瞬声が出なくなりました。デスクトップなど、これまでのおかしかった表示が一切姿を消して、10.7の表示に変わっています。
これを確認した瞬間、脱力感とも何とも言えないものが支配し、急激に眠気が... 。
元のハードディスクをイニシャライズしなくてよかった。今度こそ、本当にOS 10.7でMacBookを動かすことができる。
長い長いトンネルから抜け出せました。