その後のMacBook(その5)
MacBook
の復活を願って
2012年7月9日の忌まわしい出来事の後、Airで再び
MacBookのことをいろいろ探しましてね、これを少し記載したいと思います。
まずは、ドライブ関係の純正品です。不思議なことですが、当初の160GBの富士通製にも、かつてのようなアップルマークは入っていないのです。
Quantumのハードディスクがアップル純正で使われましたね。SCSI回路時代ですから、一種の純正メモリーが内蔵してあるわけでしてね、これが曲者
で、全く同じQuantumのハードディスクでも純正のフォーマッターで処理できないのです。今では信じられないことでしょうけど。
Quantumの製品は一本松(現 愛南)町の松下寿電子で作ってまして、当時の組合員に1台引き抜いてくれなどと言っていたのを思い出します。
そういった意味から、現在のアメリカンデジタル製の320GBのハードディスクがフィットしないのではないか?、も考えましたが、最終仕様でパーティ
ションを切って10.6.8をインストールしてますし、このパーティションは快調に動作するのです。
メモリーは4GBで、全く異常ありません。トランセンド製ですし、許容量も3GB以上ありますから問題はないはずです。
が、起動時のウェイティングサークルが途中で止まる、ということは、起動ディスクを設定しているにもかかわらず、CPUがサーチするときに悶絶状態に
なっているのではないか、と考えたのです。それなら、容量は小さくてもいいので、現用で使用できるソコソコのものに変更してやるのがいいのではないか、と
考えたのですね。動画のダウンロードなどは、圧縮率が高いですしね。iTunesのミュージックもしかりです。数万曲にはならない。形のないメディアより
はCDやDVDを所持しますからね。
SSDもずいぶんと値段がこなれてきました。256GBまでならOKの金額が出ます。が、こればかりはこれからの信頼性が問われます。一応、純正(と、
その時は思っていた)の東芝製の128GBSSDをチョイスしました。
で、発注先ですが、今回ばかりはバッテリーの緊急性があります。SSDは二次的ですが、この際です。総合ビタミン剤を一発飲ませてやることとして、アマ
ゾンへ発注をかけました。確かに高価ではありますが、SATAのハードディスクが今後主流になることから、MacBookから移行した場合、またUSB
3.0となると、外付けケースも完備していることから、バックアップ用としても高速で処理できることを考えたことからの購入です。
アマゾンへ発注から2日後の2012年7月11日夕刻、早くも我が手に到着しました。私、事前の調査などしなかったので、SSDがどの程度の物か全く知
ら
なかったので、大きめの箱を手にしたとき「ダマされた」と思ってしまいました。バッテリーは業者からの直送でしたが、こちらはバルク製品のようなウレタン
の緩衝材を使用した丁寧な梱包でしたから、一層不安が募ったのです。
箱を開封してびっくり仰天。2.5インチのハードディスクと同じですが、この軽さです。アマゾンのシュリンク梱包でも大丈夫。それ故の箱の大きさ統一で
あろう、と思われますが、これぐらいの物になぜ強大な箱で送ってくるのか不可解
先万です。アメリカ流でしょうかね。
それにしても、速攻での配達日は発注日の翌日でしたものね。さすがに日本の流通です。訳知りならネットの通販を使用した方が安上がりかもしれません。特
に書籍は。もちろん、その
物を実際手にしてみないと納得のいかないものはダメですけどね。
というところで、まずはバッテリーですが、これが異常に綺麗。その上に一部絶縁的な配慮もしてあるようにも感じられました。それは、バッテリーを取り付
けた場合、トップケースの金属部分が接触する可能性が出るわけですが、今回のバッテリーはケースそのものが樹脂製になっているので、そう考えたわけです。
ゴム足部分が少し違うのと、インジケーターランプの配置が透けて見えるなどの違いこそありますが、検品(規格パス)の日付もあり、信頼できる物と判断し
ました。バッテリーカバーの色調が本体のボトムケースと若干違うのですが、サードパーティーのことですから、気にすることはありません。
インジケーターランプが4つ点灯しますから、かなりの充電量はありますが、一応、満充電までMacBookに装着して充電をします。
「満充電が必要」というのはですね、これはiPodと同様にバッテリー駆動出来る機器は満充電を第一としてますからアダプター接続で使用できるとはい
え、守りたいところなのです。
充電完了後、電源ボタンを押しますと...
。これまでどおりですワ。しかし、どことなく違う。何というかススッといくのですね。キビキビ動くのとも違う微妙な変化です。
この時点で、バッテリーがダメになったから起動しづらいのではない、ということがあるのかもしれない、ということと、2GB X
2枚の4GBのメモリーも異常ない。アプリでのテストと御の字であることを理解しました。
ということはバッテリーとAC電源、ハードディスクとマシン本体の相性か?。これが起動しづらい原因の中で一番大きい、と考えるのですが、起動すると、
作
業は過不足なく出来るのですから、本当に原因究明が難しいのです。ましてや、このことは純正の160GBのハードディスクの時からの現象で、OS
10.7に変更したときからだったので、これ
までのくだらないアマチャンのテストをやってのレポートをやってきたわけです。
と、最終はウエスタンデジタル製の320GBハードディスクを128GBの東芝製のSSDに換装してみることとします。天気は再び悪くなる模様ですが、
幸運が吹き込んでくるでしょうか。