PowerBook G4のゴム足

 毎度のことながら、一般にいわれるG3のPowerBookからゴム足 が取れてしまうのが一般化してしまってるように感じるところです。
 Pismoともなれば、数回試行錯誤を繰り返しつつ、ネット上で見つけた素晴らしいゴム足に出会って、以後トラブルは発生していません。

 PwerBook G4にしてもアルミボディーのゴム足は少しばかり取れづらい構造になっている、ということらしく、私自身も、ヤフオクなどで、足の取れたものは敬遠してい ました。当然、今持っている12インチモデルも完璧にゴム足は4個残っていました。(=当然と思っていました。)
 が、2008年11月の下旬、少し使うために12インチモデルを出して、小さいちゃぶ台に置いたところ、ガクガクするんです。まさか?、と思いました よ。ゴム足が1か所外れてる。外れたものを探しましたが、何処にもありません。
 少しばかり調べると、Appleでは1,500円程度の費用で在宅修理できそうですが、こんなのに1,500円も出すのはバカらしい、と考えて、代用品 を見つ けることとしました。

 早速ホームセンターで見てみると、写真のようなものがありました。




それを、ゴム足の一の中側へ貼り付けたのですが、数日もしないうちにジワリ〜っと外れてきたんですね。これはPismoの時と全く同じ。



 外れた足を見てみますと、どうやら凸凹がフィットすることによって足をセットするようになっていました。ベース側が凸で足の裏側が凹になっているようで す。足の方を1/4回転ほど回転させてロックするという寸法です。




 最悪、別のコンセプトで足を取り付ければいい、と考えて、大胆不敵にも全ての足を取り去りました。後の祭りとは思いましたが、ま、いいでしょう。
 いやはや、驚きましたね。凸凹の形状が3つ共用で1つ別物となっていました。うーん、このままではどうもよろしくない。
 純正ゴム足は取り付けないのですから、ともかく、コイツを活かせる方法を考える、となると、ゴム足の性格です。今回やるのなら、2段階での純正の考察で す。
 先ほどのクリアのゴム足がなぜ、ズルリっと外れたのでしょうか。ウレタンで透明だから、両面テープで止めるようになっていたわけです。
 で、考えたのはゴム足のセンターに穴を空けて皿のタッピングビスを立てる、としたのですが、こんな小さいのは入手が難しいんですよね。
 一方は、今のMacBookのようにブラックの足とすれば、スポンジの足の上にゴム足の2段構えとする方法もありますが、どうも気乗りしません。理由は スポンジとゴムとのマッチングが良くないように感じたからです。

 というところで、筐体の変形から既にダメモトとしてこのマシンを考えていましたから、今回もそれでやることとしました。
 ブツは何を遣うか、って?。これです。



 そう、エポキシの5分硬化型の接着剤です。コツが少しありますが、結構いけるんです。が、

二度と外れなくなるので、この点は作業をする方の責任になりま すから、

そこだけは守ってください
。作業は簡単です。

主材A と硬化剤Bをほぼ適量出して混ぜる。それをゴム足のベース部 分に盛る

 これだけです。

 5分で実用強度に達しはしません。これは事実です。5分以上過ぎると、硬い、と感じる程度になりますから、机にでもラップを敷いて、PowerBook を置くんです。これで一昼夜置けば、完了。とすれば、写真のようにトップが若干ヘコムのです。



 欠点がなきにしもあらずで、そのままだと滑りよくなります。これは置き台とのマッチングのこともありますから、あえて、ペーパー等で削ったりのことはし ていません。
 作業をやってから1か月。なかなか快調です。グニャグニャ感が無くなります。パームレストへ手を置いている限りデコラ調の置き台の表面でも滑ることはあ りません。
 ま、一応の問題解決として成功とは思いますが、「エポキシの接着剤の特製から二度と修正が出来ない」ことになるので、その点は頭に入れておくことです ね。


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