新たなPowerBook G4 Alminum12inch

は じめに(その2)
 Apple PowerBook G4 Alminum12inchが正式モデル。小さな12インチのディスプレーを持つ12インチのノートパソコンです。たしか2005年の発売ではなかった か、と思います。
 このモデルについて、これまでのいきさつを含めて先に記しております。これまた2007年の12月に中古を2万円ちょっとでヤフオクにて購入したのでし た。以来、このモデルを散々使った、という記憶は一切ありません。どちらかというと、Pismoばかりを使用していました。
 その後、昨年2009年5月に現在のメインであるMacBook を購入して順調にPismoからメイン機種の移行が出来たわけです。
 MacBookでCD再生などしていますと、音がキツイんですね。不思議なことですが、Pismoはハーマンカードンのスピーカーを搭載しています。こ の頃のサウンドはなかなかいいものがあります。
 PowerBookのアルミは不思議ですが、12インチが構造上いいサウンドをしています。もっともプリアンプが小さいので、筐体の空間が巧く作用して いい音にしているのだろうと思うのですが... 。
 そういったこともあって、市場にもずいぶんと少なくなったこの12インチモデルですので、とりあえず綺麗なのをこの辺で購入しておいた方がいいかもしれ ない。
 加えて、間もなくこれぐらいのノートをカバンの中に忍ばせて携行する必要があるだろうな、と考えたのですよね。
 とりあえずは、純正のビスセットを購入して取り替えをしました。これで、表面上のビスの頭が出てしまう現象は解決しました。
 その後、もう1台の購入をするハメになろうとは... 。

妙な拘り
 12月の始め、確認のためにビスがそのとおりになった12インチでCD再生したのですが、音飛びが出始めたのです。ウッソー?、と思ってPismoと MacBookでやると上手く再生する。エーッ、ドライブ交換?。このボロに... 。
 それじゃ、綺麗ッポイのを1台ゲットしておこうか、と考えたのですよね。真面目に。
 ところが、帯に短し襷に長し。ヤフオクでもいいものがありません。当然ブツが少ないのですし、クロック数が1.5GHzの最終モデルなどが幅をきかせて 美品になると4万程度もします。
 私なりにこのモデルの欠点としているのは、左のパームレストが熱くなること、が上げられます。これだけはどうすることも出来ません。ヒートシンクからの 経由からすると、一概にハードディスクが熱を持つとは考えられません。したがって、CPUのクロック数が大きくなると発熱量も増えるのではないか、と素人 考えを構築しました。
 したがって、12インチ最初のモデル867MHzとし、ドライブはおとなしいコンボモデル、ということとしました。
 Pismoを改造してきたことから、今回のスーパードライブが壊れたからとはいえ、光学ドライブのアップグレードもマシンの対応としてそこそこのものを チョイスした方が良い、ということを経験しています。そのため、こういったことを考えたまでです。

気軽な気持ちが...
 さて、12月も始め、結構忙しいときに当たり、オークションも飛ばしてしまったものがいくつかありました。もっとも、大半は「上手く行けば... 」というものが多かったので悔やむようなことはありませんでした。
 ただ、惜しかったものの中に、この12インチモデルがあったのです。希望する金額からわずか2,000円アップだったので... 。その時、もう1台確認していた同じマシンがあったのですが、これが期限切れ。たしか、入札者がいなかったはずだったのですが... 。そして、逃したモデルより2,000円安かったはず... 。
 数日後、リマインダーとしてこのマシンが出ていました。相変わらず入札者なし。実は不思議でも何でもありません。写真からすると結構な物ですが、付属品 が何もないし、この価格だからでしょう。
 私にとっては数種の不安はあるものの入札。運良くゲットできました。

使える状態にする
 ともかく、インストールしてあるのはOS 10.2でした。ログインをすることができません。バッテリーはパー。ゴム足は全てありません。ACアダプターもなし。こういったものですが、これが綺麗 なんです。
 いろいろ考えて、手持ちの12インチからキーボードをASCII配列の英語キーボードへ。バッテリーを交換して充電の確認。これが上手く行きましたか ら、現在のソフトウェアが使用できることが必要としてOSは10.4をインストールしました。



実戦投入
 それにしても、MacBookからすると真面目に遅い。12インチ自体は何ら過不足ないにもかかわらず「遅い」感覚が大きく支配します。イライラ感こそ 出ませんが、はたしていい面が出るのかどうか?。難しいところです。
 コンボモデルでのサウンドはどうか。これはいいです。サウンド自体真面目にスゴイです。良い具合にPismoでは再生できなかったPAL方式のDVDも 再生します。これがハイライトでしょうか。
 ともかく、ゴム足を何とかして、筐体の安定化を計ることが先決です。

ゴム足を考えてみる
 さて、PB 12インチのゴム足は少し特殊でしてね。瞬間接着剤が純正品には付いてきます。しかし、高価です。以前のマシンの対処にも苦肉の策を出しましたが、ゴム系 の物を生かすのか。となると、バッテリー部分は凸型だからこの面の加工が難しいし、全体が梨地のアルミ加工なので、ある程度弾力があると両面テープでの接 着が難しいわけです。
 というところで、散々考えた挙げ句、スポンジ系の重ねをやればいいのではないか、と思いつきました。この件はブログに出しましたが、厚さ1.5mm程度 の硬質スポンジを2枚重ねにして使用しています。
 バッテリー部分のみ1枚目を、有りの当たる部分のみ半○型にカットして貼り付けることだけが注意するところです。



考察
 さて、12月も半ばになった頃、MacBookの故障が発生。Appleへ問い合わせをすると、10日ほど修理に必要との返答がありました。その間だけ のメインとすると、この12インチしかないのです。日常の使用に際しては主にマシン全体の速度がPismoでは役不足なんです。
 幸いにして、4日間でMacBookの修理が終わりましたが、この間、この12インチを使用しました。10.4では少し重いかな、とも感じますが、たと えば統合ソフトなどを使うのであれば、十分です。冒頭申しましたように、ネットブックでは少し役不足というところから、次はメインバッテリーを交換して、 どこまで使用できるのかを確認したいと思っているところです。
 
 


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