PowerBook G4 12インチのその後

 何がどうなのかはハッキリしませんが、2014年になって、iBook のインディゴを購入しました。早速、キーボードをP.T.Kに交換して、バッテリーも新品にしてチョコチョコ使っています。理由はですね、 HyperCardが使いたかっただけなんです。当然のように、同じものはPB2400cでも使用しています。ところがおかしいことに、PB2400cで はどうも使用しづらいのです。

 いきなり、お題目と違うことから始めまして申し訳ありません。なぜ、こんなことを記載したか、というと、バックアップバッテリーに関してなのです。事の ついで、Pismoもここ最近、ちょくちょく使うようになっています。利用率はOS 10.6は走らないので、使用頻度は少ないのですが、フトしたときに使う、といった程度です。できれば、これにAirMacカードを導入して... 、と話が随分飛びます。
 一体何なんだ?、と思われるかもしれません。以前もお話ししたとおり、iBook、PB G4 12もいずれも好みではないところが一か所だけあるのです。それはバッテリーです。特にPB G4 12はクロック数の一番小さいモデル(867MHz)は致命的です。私は、PB G4 12の一番の失敗は、このバッテリーであろうと思うのです。私は867MHzのモデルを2台所有しております。いずれも少々難ありもので、現在は使用して おりませんが、とにかくバッテリー交換時は日付設定などをその都度やり替えでした。
 何しろ、「時計がデフォルトですので動かないソフトウェアが出るかもしれません」の ダイアログが出るのです。当然、バッテリーが使えなくなるとコンセン トから抜いた途端に... 、なのです。

 私は、このマシンが出始める頃から、Mac関係の雑誌を購入しなくなっています。その原因はPismoがあまりに快調で結局10年の長きにわたり第一線 でしたからね。で、PB G4 12も1.33GHzモデルも867MHzと構造上は同じと思っていたのです。
 で、使いづらい日本語キーボードからASCII配列を物色していたら、1.33GHzに巡り会ったのですね。で、これもバッテリーが逝っていましたの で、なかばメインバッテリーが全てをまかなう設計に嫌気がさしていたのは事実だったのです。
 で、新しいバッテリーを装着してはみましたが、掃除をするためにバッテリーを外して再装着した後に、時計が狂っていないことに気付きました。
 ゲー、867と中身が変わっているじゃないか。速攻でOS 10.5にして、現在に至っています。



 写真にはメニューバーに扇形のWi-Fiのアイコンがあるのですけど、その前に少しば かりモンクを。といっても、すでにディスコンのマシンですから、同仕様もないのですけどね。

 再び話が変わってキーボードになってしまいましたが、私はAppleのJISキー ボードは最悪であろうと思っています。ASCII配列用に作成してある キーボードに無理矢理JIS配列を入れ込んだために起こったことではないかな、と感じています。なぜそうなったか?、最小のリスクで世界共通をめざしたの だから、OS側で何とかすることを避けたためであろうと思っています。実は、PB2400cのASCII配列がそう使いやすいものではないのです。また別 の項で出さないとならないから、この程度で止めますが、MacBook Airにしても左へ大きく移動する配列はダメであろうと思うのですよね。デザインとして、Appleの最大の欠点ではないかな、と考えます。
 もう一つ、このPB G4 12インチはキーボードの端が筐体の端でしょ。私のように手が大きい者にとってはどうも違和感が強いのです。この2点は慣れとは別のものがありそうな気が しないでもありません。

 というところで、Li-IonのPB G4 12のバッテリーですけど、867MHz、これは、バッテリーとACアダプターで交互に使ってやることが肝心ですね。この交互に使用することによって、 バッテリーはかなり活性化されるように感じます。
 現在までにバッテリーがダメになる場合は、アダプターにつなぎっぱなしにしている場合が一番多いのではないかな、と感じます。面倒くさいかもしれません が、これをやると、バッテリーの寿命はかなり長くなると思うのです。
 バッテリー調整のいらない状態で使っていれば、数か月に1度、残容量20%になるまで、バッテリーで使用してやった後、ACアダプターに接続すれば、こ れまた安心です。Pismoはこれをやっています。



 こういった使い方ができるので、この際ですから、AirMacのカードを入れてWi-Fiの環境ができるのではないか、と考えてやってみました。写真は Vintage Computer社から取り寄せたもので、英語圏のAirPortとなっていますが、問題はありません。



 まずは、バッテリーケースからバッテリーを外し、アンテナリードを出してAirMacカードへ装着します。写真のように図示してありますから簡単です。 (アンテナリードのコネクター部分がカードへなかなか装着できませんので、実際は少し難しいはずですが(爆)



 と、いとも 簡単にできますね。バッテリーを元に戻したところ、時計も狂っていません。キャパシターの効果大です。そのため、十分に充電しておけばバッテリーも安心で す。

 次なる問題、とはいきませんが、できれば、このマシンにこそSSD(ただしIDE接続の)が必要なのかもしれません。
 ほんの少し、PowePC時代のMacが今のintelマックに近づいた感があります。もう、今のマシンはディスプレーが横長ですから、こういったコン パクトなキカイは出ない、と思いますが、これが便利なんですよね。そういえば、JRで出かける用務も少なくなりました。





inserted by FC2 system