サードパーティーが左右のベイを埋める

 2004年6月、我が愛機"Power Book G3 400MHz"通称Pismoは快調の内に4年の使用期間を経ようとしています。久々によく持っていると思います。SE/30の時が3年少しですから、か なりの長期間使用していることになります。
 以前、LG電子製の純正DVD-ROMがイカレて松下製に交換したところまでは報告をしていたところです。昨年末になって、たまたま格安で綺麗な TAXSANのノンドライバーコンボが入手できましたので、これに交換しています。ドライブはDVD-ROMの松下製から東芝製に変わったところです。
 どこといって変わりはしないのですが、作動音が若干静かになったように感じています。CD-Rへの焼き付けも快調に行えています。最初から装着されてい たような印象さえ受けるため、この時点でグレードアップできたのだな、と悦に入っていたところでした。

  

 ところが、異変は5月頃急に現れ始めました。まずはP.T.Kがj-y-o-u-k-y-o-uのタイプが女王強になることから始まりました。ステバン をはずし色々やってみたのですが、結局の所、P.T.Kのベース(底板)の薄さが影響しているし、キートップ下のパンタグラフのサポートが弱いこと、ダン パーのシリコンラバー全体の厚みがないなどの欠点が一気に吹き出るに至りました。
 このことは別項で申し上げているところですので一読いただいて、現在は純正の後期型ASCII配列キーボードを装着しています。

 次はメインバッテリーが異常な動きを示し始めました。ほぼP.T.Kが不調を訴え始めた頃を境に充電するも未充電の状態、つまり充電しなくなってきだし たのです。何と最終はバッテリーが異常に熱くなって、バッテリーの認識が出来ず、ついに昇天してしまいました。
 もう少し早ければ内部セルの交換サービスに出すことができて、このようなことにはならなかったと思ったのですが後の祭り、充電不良からバッテリー認識 をしなくなったバッテリーでは、おそらくこのサービスが受け付けできないはずです。
 Appleの在宅修理を選ぶのもいいかと思いますが、何時の時代のバッテリーが装着されるのか不明です。そのために、今回はサードパーティーのバッテ リーを装着することとしてMt.Mouthさんに発注しました。
 届いたものはB.T.I社製のものでしたが、サードパーティーといえども、純正よりも好ましい気分にさせるものでした。金額的には20,000円前後に なるのですが、もったいない、という気分にはならないパーツと考えます。
 このバッテリーの管理にはいずれ別項で申し上げたいと思いますが、不安なく使用できています。



 ずいぶんと回りにまわってきましたが、本機は今は無きPower LabのBTOでのPismoであり、当初からメモリー不良で起動せずあわてふためいたことから始まったわけです。そこから始まって、ACアダプターの不 良、電源コードのコンセント側から火が出だして、この二つを交換、キーボードもP.T.Kを経て純正ASCIIになりました。
 右のベイはLG電子のDVD-ROMから松下のDVD-ROMを経てTAXSANのコンボドライブに変わりました。そして左のベイはバッテリー不良から BTI製のものに変わってしまいました。
 それが何だ?、というところですが、ずいぶんとサードパーティーの製品もグレードが上がってきて、一部では純正をしのぐまでになってきています。私とし ては純正オンリーという考えは端っから無いので気にはなりません。1年後ぐらいに、バッテリーの関係からレポートできるのでしょうが、今の状態からする と、かなりのレベルで応えてくれるのではないか、と考えています。


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