Pismo復活
(DVD-ROMドライブ)
ヤフオクで必死の思いで落札した松下製のDVD-ROMドライブを2002年12月15日手にし、早速右側のドライブベイに装着した。
プロローグはこうだ。既に紹介していたとおり、最初に見つけたのは個人出品の松下製DVD-ROMドライブだった。6,250円から始まって、どうも、10,250円で落札されたようだ。とにかくこの時は惜しかった。そこからしばらくの期間、'00モデル対応のドライブが出なかった。Mt.Mouthさんにも連絡をとっておいた。(大袈裟な)万全の体制を採っておいたのは言うまでもない。
その間、同僚のM君にもお願いして、少しばかりコンポーネントメーカー間でのフィット状況を調査してもらった。結果はあまり芳しくない。ヤフオクにもベゼル部分を小改造したものも出されていたを確認したが、どうも松下製は、このベゼル部分が問題、ということにあった。
DVD-ROMドライブがなくとも普段の使用にはあまり影響ない。しばしの時間、今後を見つめてPismoのことを考えてみた。
いきなりだが、G4 Power Bookは両サイドの空間がどうも好きになれない。Newer TecnologyのG4チップ交換の手もある。P.T.Kのキーボードも存在する。バッテリーのリフレッシュサービスも出来ている。こういった点を考慮すると、とてもこのPismoを捨てる気にはならないのである。
とにかく、早い内に何とかしなくては... 、と考えてはみると、DVD-ROMドライブの交換には数種の選択肢がある。
1.TAXANのコンボドライブにする。
TAXANのコンボドライブは確かにいいものがある。しかし、このモデルにふさわしいかどうか。僕自体はスロットローディングに一抹の不安があることも事実だ。しかも50,000円を超える金額を投入するのは少し考えものだ。もう50,000円強を出費すると、もう1台Pismoが購入出来る。そういったことでこれは断念。
2.Appleの在宅交換修理を選択する。
Apple・の在宅交換修理は送られてくるものが再びLG電子製のものであったら、経験上、再び不調を訴えるおそれは出てくることが十分考えられる。比較的リーズナブルな価格だが、これも断念する。
3.この際、もう1台Pismoを購入する。
もう1台購入は、次期G4 Power Bookの関連もあって、今少し待った方がいいと思っているので、少し待つこととしたい。
4.一か八かでオークションを狙う。
このことは、以前に一度、ミスった時があるし、それも、どうも売れ残ったのかどうか判断できなかった。次の時はウォッチリストに入れておいたところ、上記のとおり、10,250円で落札されていた。
ということは10,000円台の中頃までなら購入するべき。が、速度の遅いマシンでは逃す機会が多い。
こういったことを考えながら、ヤフオクに札幌のキュービックからの出品でPismo用の松下製のDVD-ROMドライブを見つけ、今回も必死の思いで落札した。
その顛末は、といえば... 、
入札申し込み最終時間の1時間前からPower Book 540cを作動させる。ディスプレーを食い入るように見ながらだから、相当に疲れる。SRのマフラーでも100円でパーになりそうだったんだ、集中しておかないと... 。
しかし一向に金額が上がらない。最終15分前から、ほぼ3分間隔で数回にわたって更新を繰り返す。ADSLなどであれば、メール上で確認が出来るのだが、相手方が288、こっちのモデムは336、という気の遠くなるような通信速度だから、我が家の場合、メール確認などをやっていると時間が余計にかかる。
10分前、ほんの少し目を離したとき500円上がった。「チクショウ、ここでやられてたまるものか!」。気合いを入れて500円上乗せしてやる。もう命がけ(爆)。自分が熱くなっているのが分かる。
入札最終前1分、
祈るような気分で
最終更新。ヨ〜シ、Get!。以後入札時間の延長もなく落札。早速メールで確認して、思わずバンザ〜イと両手を上げた。
○左が松下製のDVD-ROMドライブ。
◇右がPismoに装着したところだが、LG電子製の場合はマニュアルイジェクトボタンの横にある強制取り出しの穴は、松下製の場合は真ん中のへこんだボタンになっているようだ。
装着時、すごくしっかりと本体側に止まることにびっくりした。上下の動きなどほとんど無い。まことに具合がいい。LG電子製より重量が若干多いように感じる。
まずは、DVDを再生してみる。問題なくいける。次はCDだ。転けないことを願って装着。途端にウィーンという音とともにすぐさまマウントした。あっけにとられた瞬間だ。気になっていたCキーを押してのCDからの起動もOKであった。
目出度し目出度しの状態で動作確認を終えた。
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