USBフロッピードライブ
 本当に驚愕の速さです。これは使ってみないと分からないのですが、どことなく、今までのマシンと違うのだ、というのが如実に分かります。
 当然でしょうけど、古いMacユーザーからすると、しゃくにさわる点もあるんですよ。それは、っていうと、USBのフロッピードライブを使用しているんですが、いつもどおりにドライブからディスクを出すときにドラッグしてゴミ箱まで持ってきますよね。今までの普通のMacならディスクは出て来るんですけど、PB400では「フロッピー関係を装備していないので....」とか、「フロッピーディスクをはずす用意ができました....」というダイアログが出てきて、ドライブのイジェクトボタンを押さなければならないのです。これには驚きました。もし、USBのZipドライブはどうなんでしょうか。そうそう、無駄な出費になるかもしれませんが、ZipのUSB接続はいけるかもしれませんね。
 しかし、最近ではCD-R(W)が普及したこともあってフロッピードライブも店頭から姿を消しつつありますね。しかし、なかなか捨てたものではないんです、このフロッピーディスクってものは。考え方の相違もあるでしょうが、テキスト関係でしたら、このフロッピーディスクで十分なんです。したがって、オフィス間で、端末が使用できないときに移動して使うとなると、フロッピーディスク1枚を持って移動した方がいい、と感じているんですが、あくまでパーソナルコンピューターとした場合は、Appleのように本体から外した機器でのものは、別の方法で操作してください、というのはどうも納得がいかない気がしてなりません。
 もちろんAppleの言い分もあるでしょう。それは広大なフィールドのハードディスクをバックアップするにはフロッピーごときでは作業効率が悪い。それよりは、一般家庭でも最小限のバックアップとするなら、やはりZipが一番適している、と判断したからでしょう。そう言われてみれば妙に納得するんです。
 この納得めいたものは、漢字トーク7のCD-ROMが出たときでした。容量もそんなに多くないのですが、フロッピーディスクは関連されたものを分散して記録するためか、非常に枚数が多かった。最終の漢字トーク7.5.1ではとんでもない数になっていました。さすがに7.5.3からはCD-ROMのみになりましたけど。
 IomegaがZipを最初にリリースしたとき、正直言って購入しようとしましたが、逆にこれはもっと進化するかもしれない、と思って、盛んにOEMで出たものに対してアンチテーゼのようなものを持っていたのも事実です。現在250MBのものが出てきました。
 同じようなJazzは容量の大きさからとスピードという点、それにハードディスクの価格が下がったことなどから消えてしまいましたでしょう。
 余談が過ぎましたが、FireWireのCD-R(W)が廉価になれば、これに越したことはないのですが、当分の間は、このZipをフロッピーディスク同様に使用してみたいものだ、と考えているところなんです。問題、そう、ここが重要なんですが、このメディアが田舎でも普及するかどうかでしょうか。スーパーマーケットでZipのメディアが購入できるかどうか。宇和島ではできないのが現状です。
 今回は簡単保存メディアについて申し上げましたが、まだまだフロッピーディスクは捨てたものではないんですよ。

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