テープを剥がした写真のか所が、 '99
モデルの流用と思しきリボンケーブルのコネクター部分である。若干無骨だが、通常タイプの(両面テープ状)接着による貼り付け法式よりは、確実に接続でき
ていた。 通常タイプの黒いテープを剥がせば、リベット止め用の穴が開いているので直ぐに判る。屈曲部が二重構造になっていることから、この法式のまま出した方が 良かったのかもしれない。 ただし、この方法ではヒートシンクとの間隙以上に厚さが増すため、キーボードは絶対に水平に取り付けできないし、コネクターのガタが大きく、I・O・ P、J・K・Lの取りこぼしがずいぶんとあったようだ。 後にリボンケーブルの補強が無くなる。これはステッ カーが緑色になるので確認が取れる。 |
本文中にも記載しているが、この部分がテーピングされているの
で、マザーボードのコネクター接続時にリボンケーブルがねじ曲げられる。 純正キーボードと同じく、リボンケーブ ル止めのテープを剥がして使うのも可能だが、キーの取りこぼしが出る場合がなきにしもあらず。 想像だが、依然としてマザーボードとのコネクターのガタが大きいため、本体へのテーピングは位置固定のため重要ファクターだったのかもしれない。 できれば、コネクター部分のグラ・エポのサポート板もヤスリで拡大し、リボンケーブルの当たる部分をメンディングテープで補強すること。 加工しなければ、おそらくリボンケーブルがグラ・エポの切り込みに入りきらない。テープ固定とのからみもあって、リボンケーブルの折損はこの部分が関 与して起きることになる。 |
写真が少しぶれていて申
し訳ないが、左がP.T.Kのマザー
ボード
へ接続するリボンケーブルを本体にテープ止めしている通常の製品である。純正品のようにテーピングしていない右が初期型だ。 上の表で説明しているとおり、リボンケーブルのテープによる位置固定は、コネクターを若干キーボードの左へ寄せることを目的にしている。このことを十分 に認識しておかれるよ う。 脱着を何度も繰り返すと、リボンケー ブルが切れてパターンが断線することがあるからだ。リボンケーブルは純正よりフレキシブルさが劣る。 |