Pismoは最後の砦かもしれない
2000年の夏に購入し、途中買い換えをしたPismoですが、使いま
わすことを約束して、6年目を迎えようとしています。一昨年は使いまわすことがおぼつかなくなってきていました。まずは、その処理速度です。これが何と
も…
。頼りないとはいえないまでも何かカッタルイ気分になってくるんです。そういったところを何とかする目的とチタンのG4パワーブックと形状を異にする
PismoをG4化させる気分になってきたのは必然的な成り行きといえました。
以前、最初に登場したのはNewerテクノロジーで、Pismo本体をアメリカへ送ってCPUカードを交換する方法でアップグレードするものでした。私
も何度か「やろう」と決めつつ、それに至りませんでした。要因は作業期間はまだしも、アメリカまでの往復する期間が長すぎる、ということでした。
今回、ようやくにしてFAST
MAC社のカードを装着しましたが、その後のことはすでに申し上げております。まことにすさまじいことです。もちろん、現在のパワーブックを使用されてい
る方には遅い部類(550MHz)かもしれませんが、私にとっては正にうってつけに感じます。
2006年2月、およそ4か月使用して感じたことは、全てが旧態依然の状況ながら、その実、使用感覚が非常に好ましいことに感じるんです。こればかりは
使われていない方にどうのこうのいうべきものではないのですが、一般のアクセラレータとはかなり違うものだ、ということが最近になって理解できてきだしま
した。
本当に使いやすい。何がどうのこうのというものはありませんが、とにかく使いやすい。まるで、最初からこの設定でリリースされていたのではな
いか、と考えてしまうほどなんです。
古いユーザーはブラックバードのことを思い出されるかもしれません。しかしながら、現在私が使用しているブラックバードのように少しばかり重いといった
感じは一切ありません。むしろ、気分はまったく初期のチタンPower Bookでしかありません。この点は特筆できるものです。
そういった状況で現在のところ、過不足なく使用できている、ということだったのですが... 。
その後、コンボドライブ、CD-R/W等の件で申しましたが、それでも、改造などしないで、素直にDVDの鑑賞は本来のドライブとして、作業毎にドライ
ブを変えた方がヨロシイ、と気分よく使ってました。
そんな中、intelのAppleノートが2006年2月にリリースされるという情報が国内を駆けめぐり、新聞発表まで起こってしまいました。にわかに
私の触手が動いたのは間違いのないところです。
Mac Book Proと命名されたノートは、Power Bookに替わるものとされました。
ビックリはしましたが、写真から判断して妙になじめない部分が生じてきたわけです。
私はPismo導入時に本体が発する「熱」について異常とも思えるほどの拘りを記載したところです。G3のオリジナルの時もこの状況でしたから、G4の
カードを搭載したときも随分と熱対策を小誌で報告してきました。話は前後しますが、12インチのG4 Power
Bookが登場しましたが、パームレストが「熱い」と感じて以来、導入をあきらめた経緯があります。
スティーブ・ジョブス氏の基調講演では4倍の能力を有する、とありました。私はここんところが発熱に関わりがあるのではないか、と勘ぐったわけです。確
かにG5のチップは単体では能力が劣るとされています。そのため、Power Mac のG5は複数のCPUを保持しているのはご承知のとおりでしょう。
そんな折、P.T.Kの修正を終えた後に、ヤフオクで下の写真のような、丁寧な応対で入手した非常に優れたゴム足を装着することが出来ました。
装着してみて、しっかりした材質で非常に満足しているところです。
私は従来のintelのチップなら、もしかするとなかなかパフォーマンスの優れたノートになることだろう、と期待していましたが、デュアル構造の
intelチップはどういったものか?にどうしてもすんなりと予想が立てられなかった次第です。
これらintelチップ搭載の新しいモデルは最近のApple製品のうち、コンピューター部門ではかなりのヒット商品になるのではないか、と考えます。
が、今の私はこのMac
Bookにあえて手を出そうとは思いません。こういったことから、現用のPismoが私にとっての使いやすいマシンである、と勝手に決めているのですが、
いかがでしょうか。