eMate300のバッテリー

 突然ですが、実のところ弱っています、つまり、バッテリーなんです。そりゃ、いっぱい蘊蓄を含んだeMateのことは先の書きましたし、いまだにeMateは女性に人気のあるモデルのように思います。「かわいい」が先に来るようですが、購入しても多くは日本語が使えないってことが分かって、すぐに売却になるとは思うのでけれど、eMate300自体いまだにディザインを含め、そのたたずまいには何かを魅了するものがあるように思います。
 でも、ことバッテリーになると情報はとんでもないほど少ない。そりゃそうでしょうね、eMate300自体がディスコンになっていますし、このバッテリーときたら、なにしろ、充電式の単三4本の金額に1万円近くの金額を支払わなくてはなりません。そして、在庫があるかどうかってことも分かっていません。いずれにしてもバッテリーも底をつけばそれまでです。Nweton Never Dieなんていっても、バッテリーが死んでしまうと元も子もない、というのが現実です。使用される目的が教育用としてのeMate300ですが、乾電池と互換性があって、なおかつ、バックアップ用のボタン電池まで搭載してNewtonを広く知らしめた130とはまるで違うものなのです。
 幸い、Mac Power誌に掲載された記事によって、少し救われた気がします。eMateを知るためにも、本来のエネルギー源であるバッテリーについて、Takaharaさんの改造レポートを一読されるようお願いいたします。そこには電池のメーカーから何から出ていますので、非常に参考になります。
 さ、そこで、ここまでになったら自作の道を突っ走るのがマニアというものです。とりあえず分解したのが写真のとおりです。二段階にしましたが、全体像を別にして、最初がカバーをはずしたところ、二番目がバッテリーそのものの現状です。充電式の単三型電池を直列に2本ずつを2列にした4.8V程度のパックというのが理解できます。
 現実にあるものを使用し、元のバッテリーパックから取れるものは取ることによって、純正と変わらないものを自作する、というのがアマチュアの強みでしょう。
 一応、純正バッテリーセルの容量などTakaharaレポートから引用すると、パナソニックの単三型のニッカド電池が1200mAで流用できるのではないか、ということで、実験してみることを思いつきました。
 一方、メーカーサイドとしては、サンヨー製の充電式電池がよろしい、ということも聞きます。特に電動アシスト自転車のヤマハPASではN車の電池よりサンヨーの方がいいらしいのですが、電気機器を動かしているバッテリー、ということから、もう少し選択肢を考えてチョイスしたい、と考えます。
 とりあえずはバッテリー(パック)ケースを何とか自作して、装着していこう、と思案しているところです。少し時間を要すると思いますが、そのうち結果報告を申し述べたい、と考えます。

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