映画「南海の狼火」の...



 「南海の狼火」と若い人に問うたところで「何ですか、それ?」と答えられるのが正直な ところだろう。小林旭主演の日活映画というと、小林旭は知っているけ ど...、で少しばかり話 が進むかもしれない。それほど昔のことなのである。
 この映画の誕生は昭和35年。西暦で1960年。この年最大の話題は60年安保のことは言うまでもない。国際社会へ目を向けるとローマオリンピックの開 催年だ。
 そんな中、映画のタイトルさえ決まっていないのに、四国は愛媛の片田舎「宇和島市」で長期ロケを敢行し、小林旭主演の渡り鳥シリーズを制作する話が出た わけである。「な〜んだ、そんなことか」とおっしゃるな。
 これからの拙文を一読する前に、一度DVDでも見ていただければ、どういった状況かは理解できるであろう。若い方が見ると完全に「古い」、あるいは「レ トロ」などという感じが最初に出てくるに違いない。2007年、平成19年の今からすると実に47年も前のことなのであるし... 。
 アンタの言おうとしていることは、どうも理解が出来ない。確かにそうだろう。これから映画のことを記すのか。当時のことを記すのか... 。
 2007年6月10日(日)午前6時30分、お早うサイクリングで赤松遊園地へ出かけた。途中、何気なく映画に出た大塚邸。映画の中では浅丘ルリ子さん の須賀真珠の社長宅で使用された家屋だ。普段は気にも留めない家なのに、隣の土蔵を見て「作業場は違うが、家と土蔵はそのままだ」と気付いた。
 このことから、この映画のシーンを主としてロケが行われた場所は今どう変化しているのか、加えて、そこから派生する様々な事柄をランダムに記載し、ひい ては「宇和島」のことを少しアピールしたいな〜、というものがフワリと頭に浮かんだ。ここから始まったことなのである。

お 題 目
 映画ロケから(その1)
調査に当たって 



inserted by FC2 system