8/ 4
 終確認の意味でPalm Pilotを再びバラす。記録するためにデジカメで記録をとっておく。うまい具合にワイヤーハーネスはループして納まっている。安心した。本文中の修正を参考にしてほしい。それにしても、Macと同様に最初のモデルから使い方が同じ、というのは真にアメリカ流の合理的な考えのように感じる。とにも、かくにも、この天候は何とかならないものか。本当に戸外では何もできない。徒歩で出るにも、汗まみれ、風でも吹けばびしょ濡れなのだから。お金があれば、傘を立ててタクシーを止めるところだ。目的地が数百メーターのところで、ドライバーから顰蹙をかうかもしれないが。

 8/ 8
 前に雨も上がったようで、久々の青空を拝めた。米作農家は稲の開花に合わせての雨であったが、大丈夫だったろうか。みかんも同じかもしれない。本当に長い期間の雨だったが、近いうちに台風9号が待っているからら、つかの間の晴天かもしれない。
 トライアンフを引っぱり出す。宇和町のT君にキャブレターの同調とツェナーダイオードの放熱板を相談するために出向く。左のシリンダーが引っ張って回転していたようなので、左を落として右を上げる、という簡単な操作で終了。彼のサゼッションではメインジェットを元の#210に戻した方がいいとのこと。パイロットはアイドリングが安定しているので、このまま#25でよかろう、とのことであった。近いうちにやってみよう。それにしても、23年前のバイクなのに、実に快調である。

 8/ 8
 日から行っていたアップロードが、またマズイけっかになってしまった。いつも、画像でこけてしまう。コンピュータ上でのブラウザであるNetscapeの方は問題なく動くのだが、アップロードしたものは画像がダメ、といういつものパターンになってしまう。そういえば、前号の日記の冒頭に同じようなことを書いていた。
 この件はおそらく、ここの所でクリアできる、というところまでこぎ着けたので、次回からは調整など、ないようにしたい。そういえば、今日は54年前に長崎に原爆が投下された日である。僕のアップロードできなかったのも何かの前兆だろうかな。

 8/10
 仕事の合間を縫って"RPM"へ電話連絡をする。ホントは自負心からしたくはないのだ。「画像だけアップロードできない」って、簡単にはいえない。返答は「どこかおかしいんじゃないでしょうか、ここと、ここを検討してください」が関の山だ。でも、RPMさんは、日頃コンピュータ使ってらっしゃる方には明確に答えていただける。僕は倒置法の表現で顰蹙をかうが、今回の画像処理に対して叱られそうな質問に技術的なことを加えての返答をいただいた。
 仕事と諸々のことをこなして、電話での返答を元にやればうまくいくではないか。僕は「RPM」にしておいてよかった、と感じた。少々電話代金は高くったって、こういった地域に根ざしたプロバイダこそ、ユーザーが大切にして育てないといけないのではないか、という気分になった。遠くてもいい。宇和町あたりなら、NTTに「タイムプラス」の申請をすると2円の特になるのだから。ぜひ、一考をお願いしたい。

8/11
 ズっていたアップロードが一気に成功して気が抜けてしまった。そういえば4号から、アップロードの件、は日記の冒頭に同じようなことをばかり書いていたのを思い出した。次からは本当に一発で行くようにしたいものだ。
 アップロードしようとした8月9日は、54年前に長崎に原爆が投下された日である。アップロードできなかったのも何かの前兆だったのだろうかな。広島へ原爆が投下されたときの様子をシミュレートしたNHKテレビの番組を見て録画しておいたが、番組を見ながら、これを現在、核兵器開発なり、実験をやっている国に見せてやりたい思いがしたのを思い出した。
 18年前、我が家の失火で多くのものを失った時を思い出しても悔しいのに、原爆が投下されて数秒で、確実にものの存在が否定される世界を造り出し、子々孫々にまでその影響を及ぼすことを、どうやったら伝達できるのだろう。相手は全く肉眼では見えないのだ。

 8/12
 盆が土・日に重なるため休暇をとる。早起きできず、早朝のタイミングを逃してしまい、午前10時近くからお墓掃除を行う。Boneの家のお墓は野川の選仏寺さんにある。5月に掃除をしていたので、最近の雨続きで草茫々かもしれない、と考えていたが、ことのほかきれいであった。
 母方は本町追手1目の妙源寺さんだが、お墓は丸穂の八面(やつおもて)の山の中腹にある。ここは隣におそらく無縁のお墓があって、そこが草茫々のため、掃除に難儀する。ここに1時間を費やしてしまった。
 人は「モルタルで固めてしまえばいいのに」、というけど、僕は父の希望で土の墓所のままにしている。妙なもので、このお墓っていうところは、大半が土の表面だ。手間はかかるけれど、やはり土の味わいの方が心が和む。ペットボトルの水を持っていっていたので、異常にのどが渇くということはなかった。しかしながら、1リットル近く消費していたのにはびっくりした。
 午後からは内田自転車商会でトライアンフのメインジェットを#210に換装し、K&Nのパワーフィルターを装着する。妙に調子がいい。時間の制約から、14日にテスト走行を行うことにする。

 8/14
 前中にいつもの広見町のテストコースへトライアンフを走らせる。どことなくおかしい。途中、大本神社の前で止まって、アイドリングの調整をして再び走る。ウッ、来た来た、これこれ、アクセルの反応、リヤホイールに負担がグッと来て、フロントが軽くなってハンドリングが良くなる、この感覚。本当にしばらくぶりのことであった。お盆なので誰もいないロードと違い、速度は速いが車の数が多く、もっと走りたいけど断念して、この前の土砂災害から開通になった丸山トンネルを通って帰着した。
 午後から行きつけのカメラ屋さん、小富士商会のお嬢さんの愛車、CB400Fのチェーン給油を依頼されたのでバイクを搬送して手持ちのルーブをスプレーする。このバイクに乗りながら、Boneのようなオッチャンにはつまらないバイクに感じてしまう。股の下を支点にしたような走行感覚は妙に好みに合わない。重さだけが400ccを感じる。しかし、こういった造りのバイクでないと今では売れないのだろうな、と感じた。

 8/15
 夜、何かしら、急きたてられるような夢を見たような見なかったような気分で、午前5時に目が醒めた。今日はちょうど県のマスターズ陸上競技大会まで1か月前だ。そろそろトレーニングを再開するつもりで、午前6時、久しぶりに城山の周囲を歩く。歩くったって急歩だ1kmを12分のスピードである。イメージミュージックはイーグルスのホテル・カリフォルニア。このスピードで城山の周囲を2周。今日はコンビニのサンクスへ朝飯を購入するついでに、須賀川ぞいまで足を延ばす。川面を見てびっくりした。何と大きな錦鯉が数尾泳いでいるではないか。それほど川はきれいになったとは思わないが、泳いでいる事実は間違いない。
 ウォーキングのいいところは、しんどくなったら休めばいい。再開しても休む前と同じようにトレーニングできる。ランではこうはいかない。他人の目もあって、いたずらにガンバル。休もうものなら、次に走るのを躊躇する。経験者にはこの気分は理解していただけるであろう。
 ぜひ、このウォーキング、しかも急歩のウォーキングをお勧めする。ただし、Boneのようなある程度の年齢(48歳)の方は、いきなり始める前にドクターの診断を受けられるように願いたい。冗談ではなく死へのトレーニング開始では困るのだから。おまけに今日はお盆である。

 8/17
 回は愛用のAppleのプリンターCSW2200が言うことを聞かなくなった。トランジスタの電化製品によくあることだが、突如として壊れるときが多々ある。このプリンターも同様のものだ。キャノンのエンジンがどうのこうのいうのではないが、その点、僕はヒューレットパッカードのデスクライター(C)の何もつかない初期型は非常に耐久力があるように思う。CSW2200を修理するかどうか悩んでしまう。
 ソフトウェアにもダメなものが出てきた。BoneがMacとともに歩んできたワープロソフトにカテナのフラッシュライター1.5っていうのがある。非常に廉価ながら、縦書き、段組なども一定できる機能を有している。どうして現在形なのか。簡単に言うとMac OS 8.5まではとんでもないダイアログが出るが、確実に作動していた。8.6でも大丈夫であった。しかし、クイックタイム4.0をインストールするとOS 7.6でも動かなくなってしまった。
 僕は常々こういった廉価版で一定の機能を有したソフトが好きだ。だから、ワープロは紙に文章を書くときの感覚として、クラリスワークスとパスカルライトを使い分けている。スプレッドシートは仕事上エクセルを使用するが、個人のものにはマリナーJを使用している。同様にファイルメーカーだろうけど、フォースエンジンとかハイパーカードを使用するのだ。
 別に思い入れがあるわけでもない。とにかく単機能の廉価なソフトを使用しているだけにすぎないのだ。今回のフラッシュライターもクイックタイムを2.0にすれば解決する。しかし、もうこの辺りでフラッシュライターにはお休みしていただこうか、と決めた。ソースコードは分からないが、どなたか改善方法をご存知の方がいらっしたら、メールなどいただきたいものだ。

 8/26
  21日からDuo2300cの調整をしていたけれど、どうしてもFAXを送ることができない。実は23日から職員団体の全国大会で宮崎に来ているのだけれど、来る前までは、大会の様子を速報としてDuo2300cで宇和島へFAX送信を行おう、と考えていたわけで、修正に焦っていたからだ。結局それはできない、という結論に達したから、eMate300とPalm Pilotを同行させていた。eMateで原稿をつくって、それを手書きの文字として紙面をFAXすればいい。一見無駄に感じられるが、時間はそんなに変わらない。昨日までの様子をひとまとめにしてFAXできた。
  それより、今日は会場内に持ち込んだeMate300が偉い人気で、質問責めにあってしまった。中には「i Bookだ」という者も出てくる始末。とうとう「売ってくれ」という者には閉口した。eMate300は会議中でもカチャカチャとキーを叩く音がせずにタイプできるのは大変好ましい。
  マルチメディア関係のブースではIBMのWork Padのデモを行っていたので、Palm Pilotをチラつかせると、とたんに僕と係員を囲む人垣ができる。内心うれしいが、彼らの仕事のじゃまをしているようで申し訳なかった、と反省している。
  これらのことを考えると、来年もこういった方法が好ましいように考える。いくらi Bookでも、狭い長机の上を占領してしまい、好ましくはない。その点、eMate300だとメモリーカードだけでOKだし、紙面に手書きの文字も新鮮味があっていいように感じる。

 9/ 2
 朝、愛媛新聞でMacのG4マシンの記事を見た。早速Appleのホームページを覗く。同時にMac Fanレターが届いていたので、概要に興味津々で覗いたのは言うまでもない。ページの一面にその筐体を現したときに、あ、っと息をのんだ。G3と同じ筐体なのに、カラーがモノトーンになっただけでこうまで気品高くなるのだろうか。アイスブルーの部分がメタリックシルバーに、筐体部分のスケルトンは、かつてのプラチナホワイトに透明度を加えたようなカラーであった。それこそ、筐体のカラーだけでもグレードが上がったのではないか、と考えてしまうのである。
 おそらく、現行のG3の筐体カラーが、一部の仕事に使う分野では好ましくない印象を与えたのかもしれない。このことは、ビジネスシーンに一歩踏み出そうとしているAppleにとっては、ポップな職場ばかりではないことを知らしめた結果ではないだろうか。
 10月のリリースというが、興味がわく。おそらくは、ADBポートはなくなっているのだろうな。もし、僕が導入するとなると、条件は二つだ。G4そのものには補機類が無改造で取り付けできるロジックボードが最廉価モデルにも装備してあること。こちらの判断はおそらく総てのMacを処分することになるのではないだろうか、ということになる。もっとも、それまでして導入する必要があるかどうか、判断を下すことも必要であるが。

 9/ 7
 早朝、Appleよりニュースが入る。アップルストアでG4マシンの最低価格モデルが198,000円で、9月中旬から発売、ということらしい。実のところうれしいのだ。しかし、9/2の日記のとおり、僕の選択は大変なものになって来始めた。金がいくらあっても足らない。
 僕のこれからのコンピューターライフを考えると、G4マシンであろう。これは紛れもない事実だ。が、我が家のスペースがなくなる。今、Power Quadra700と純正トリニトロン13インチカラーモニターでかなりいい組み合わせで仕事がはかどる。ハンディーのDuo2300cはほとんど使わない状況である。
 これがG4になると17インチのモニターを要求する。当然スピーカーから周辺機器から新しいものにしなければ、マシンのパフォーマンスが半減してしまう。
 僕のような半分は仕事のMacユーザーにとって、これほどのものが必要か、最初に言ったことと矛盾するのだが、こういったところが僕を悩ませている一因でもあるようだ。

 9/ 8
 たしても早朝、何気なくメールの確認をするとApple Japanからi Book発売の通知が届いていた。金額は198,000円、「えっ、G4と同じ価格ではないか」、しかし、これはメーカー希望価格でアップルストアも一般のディーラーももっと下げるはずだから、i Macと同様の金額に落ちつくのではないだろうか、と考える。
 それよりうれしいのは5万円ほど上積みすると、無線のネットワークAir Portが12月に何とかなる。つまり、10月以前に発注して冬のボーナスでけりを付ける。その近辺でi Bookが市場でこなれているだろう、ということだろう。
 G4からi Bookと立て続けだが、僕はかなりうれしい気分になってきた。と、同時に現在使っている機械をどうするか、この辺が問題になってくる。「G3カードを入れるといいではないか」、との意見もあるが、僕は純粋に現在でも、init(機能拡張)を使用しない、装着するとそこが最初から起動するようなカードでなくてはならない、と決めている。だから、Power Quadra700も最低キャッシュだけは装着しているわけだ。
 が、AppleのPowerBookの最大の欠点は何か?。それは発熱だ。今の形になった初期のG3 Power Bookに飛びつかなかったのは何を隠そう「熱」である。Duo2300cもことのほか発熱する。今人気再燃の2400も同様である。不思議なことに、長期テストでもあまり触れられない。
 真空管アンプをやっているとよくわかるが、キカイにとって一定温度まで上昇するのは致し方ないが、少なくとも「熱い」と感じるようなキカイ、特に精密な機器では"絶対"ダメなことと、確信している。このことを報道しない、発熱の強大さに作動がおかしくなった、といったことは、Appleはおろか、雑誌などでも通知してくれなかった。そのくせ、サードパーティーの冷却モノを発売する。これって何かおかしいと思う。
 そういったことからも、i Bookは発熱をあまりしないキカイであってほしい。Air Portでどこでも使えるっていっても、膝の上に置いたとたんに「熱い」と思うと使う気はしなくなるのだから。

9/ 9
 日は不安が出てきそうな日だそうな。でも、夜のニュースではそういったこともなかったらしい。それは今日が表記上、1999.9.9になるので、コンピューターが誤作動する(かもしれない)と言われていた。それがなかった、ということは、どこかの数字が完全に0を示さなければ、どうも大丈夫のようだ。
 Boneはいつもにこにこ有給休暇をとって、SR500のオイル交換、Triumphのキャブレター調整を行った。「お前は楽でいいな」という輩がいるが、そいつらこそ無理がたたってミステイクが多くなるし、結果は死期が早まるだけだ、と僕は確信している。極端にいえば、無理をしてでも休む必要がある。そういったときなどは、家庭サービスなんてやってはいけない。自らが積極的休養をとらねばならない。好きなことに没頭するのが一番いい。汗水垂らして働いている奴を後目に、大いに楽しむことだ。こういったことをした上で立派な仕事ができる、と確信する。

 9/11
 日は、ある人の激励会に出席して、その席上で、僕を含めたオッチャン連中がコンピューターの話なんかしているものだから、後で思い出して思わず吹き出してしまった。が、今朝は目覚めも悪く、気分がボヤ〜ンとしている。それがなおるのが午後の3時頃だ。
 それまでは、ビートルズのディスコグラフィーを編集していた。ワープロ専用機からのものだったし、Macに変更してからも、バックアップを取らないうちに、クラッシュした数台のハードディスクの中に入っていたので、どうしようもない。ファイルを最初からつくらなければならない。このページに書いていることと相反する始末、面目ない。
 激励会は平家でやった。女将から「うちのページのぞいて!」と言われていたので、この日はそこのホームページを見ることからはじまって、受信箱には10件ほどメールが届いた。朝・昼・晩、とPowerQuadra700を立ち上げるたびにメールが3通ずつ来ていた勘定になる。
 夕暮れ時、Triumphを引っぱり出して気分転換する。広見からのテストコースだが妙に秋めいてきて、旅に出たくなった。今年の夏はさっぱり夏らしくないまま去っていくようだ。

 9/12
  うも気になって寝覚めが悪い。天気がもちそうなのでT-140Vのキャブ調整を完全なものにするため、朝の6時30分頃よりゴゾゴゾし始める。30分ぐらいで終了するのに、次から次につまらないことを無理矢理当てはめようとするから、ますますダメになってしまうのだ。僕の性かもしれないな。このことはなおりそうにない。僕より若い一般市民にめちゃくちゃ言われても、手を出すことはおろか、口ごたえさえできない職業だから、知らない間に鬱憤がたまっているのかもしれない。
 いつものテストコースへ昨日と同様に走らせる。しかし、今日はいつもと違った。成川(なるかわ)へ足を向けさせるまで安定してきた。結局、次期オイルの選定方々、オートバックスまで走った。
 これがベスト、というわけではないが、この辺でとどめておきたい。

 9/15
 山へ前泊していたので、台風16号の大雨も気にすることなく、愛媛マスターズ陸上競技大会に出場できた。
 相変わらずサブトラックが使えず、濡れた道路でのウォーミングアップだから、右脚の付け根がおかしくなってしまって、力が入らずに100mはだめであった。
 円盤投は競技場付属のGillの円盤が見つからず、滑るサークルとともにターンができず、19m37で2位であった。現在48歳だから、もう1年2kgの一般用の円盤を投げなくてはならない。毎年45歳になったばかりの人に易々と優勝を持って行かれる。痛し痒しである。
 逆に100mでは45歳になったばかりの人と、トレーニングの方法など話をして、土のトラックとは違う走法を身につける必要、と同時に、合成樹脂トラック専用のスパイクシューズの方が余計な抵抗が働かない、などの方策をとる必要がある、と話ができた。このことは記録以上の収穫だ。
 それにしても、往復路程で乗った伊予鉄バス。その運転手の下手さに閉口してしまった。特に帰りはローから発進するし、ギアを抜かずにブレーキの方を先にかけるものだから、何度前につんのめりそうになったか、これは想像してほしい。あくまで乗客を運んでいるんだ。ここいら辺の活魚運搬なら、中の海水がすべてブッとぶことになるはずだし、水の動きが運転の妨げになって事故の元だ。
 結果は結果、家に帰って酒道場で祝杯をあげたのは言うまでもない。Good!

 9/18
 うとう頭にきてATOK11をATOK8にした。よかった、と思ったが、一時的にダメ。これは本文に譲るとして、何だって今時ATOKなんだろう。ジャストシステムのワープロソフト「一太郎」って、Mac用は5のままではないか。最新であったはずの、「ATOK12」ももう古くなった。それで、メニューバーの変換が遅けりゃ、誰も使わなくなるのは明白だ。エルゴソフトのEG Bridgeが今の機種しか対応していない(確認済み)から、多くのATOK愛用者が手放さないだけだ。
 が、堂々巡りでまたATOK12にもどしてしまう。たしかにOS8.5まではATOK8の1.1でいける。Duo2300cもそのようにしている。8.6で少々こける。これは最初のデスクトップ画面だから気になるのだ。そのため、もどした次第だ。
 僕は日本人が2バイトの言語を使用する限り、このインプットメソッドというものは避けて通れないものなのだから、一層軽く、効率よく、能力の高いものを希望するのが人情だ、と考えている。
 本来なら、Appleの純正「ことえり」をつかうところだが、少しばかり使いづらい。このことがクリアできたらすぐにでも「ことえり」を使用する、というのが偽らざるところだ。

 9/24
 PowerBook Duo 2300cにOS 7.6.1をインストールして実のところびっくりしている。この日、Mac Fanのスペシャル本を購入して、またぞろDuo 250が欲しくなっていたし、こういった感激症で、この程度(10万円ぐらいまで)の金銭なら見境なく購入しようとする悪い癖。おまけに食費は削るが酒代はそのまま、というのも我ながらホトホト困ったものだ。
 話をもどして、どうやら、7.6.1を僕は毛嫌いしていたように思う。そもそも、Duo 2300cは230からの発展モデルで、もしDuoが生き残るのなら、PPC603eのクロックアップモデルを計画していたはずだし、過去の280からアップグレードできることでも分かるとおり、使用状況を変えずに最低のSCSI機器からインストールを試みるDuo 2300cには、一面古さを残した新しいモデルとはいえないだろうか。それなら、7.6.1の方がもっとも効率がいい、とひらめいたからだ。
 僕として恥ずかしいことだが、今までのうちで一番気分良く使うことができるようになった。今更、コラムに載せることでもあるまい、と考え、当分はこの仕様で使うことにする。

 9/26
 日、市民サイクリングの話を急に聞いたので、あわてて出かける。PEUGEOTを出すほどのことでもないので、ラレーで出かける。この自転車は、ひょんなことでPC仲間のN女史から無料でいただいたものだ。
 目的地の旧水源地でカレーの調理をしながら、僕はご飯を担当したのだが、イラレ(せっかち)な人がいて、やんやの催促。僕はもう少し火にかけておいてくれ、といったのに、さっさと取り外してしまう。おかげで上層はシンが残ったカンチマンマになってしまった。幸いカレーが緩かったのでよかったが。
 さて、本文中にもあるとおり、そこには8基のJL式自然濾過器が存在する。20余年前まで使っていたものだ。日本には京都とここ宇和島にしか現存していないのである。それが野ざらしになっているのである。
 これは文化財ではないのだろうか。多くの人がご厄介になったくせに、朽ちるに任せて放置している。僕はこれではいけない、と感じているのだが、どんなものだろうか。
 

 9/28
 原水源地の濾過器が気がかりで、仕事の合間を縫っていろいろ調査をする。まずは京都の上水道関係課へ電話をする。おそらく、まだ使われているのだろう、という気持ちは吹き飛んだ。一昨年壊されてしまっていた。パーツは保管してある、とはいうものの、濾過器本体がなければ話にならない。そうなると、宇和島の8基のJL式濾過器が国内で現存する唯一の場所である。
 悪いことかもしれないが、仕事そっちのけで、どうなっているのかの、の確認をする。とんとんと進むが肝心なところでこけた。土地は国有地、整備をしたのは愛媛県、下刈りなどの清掃は宇和島市、では、8基の濾過器はどこの所有だろうか。そこより上の昔のダムは県が管理している。ここまではわかった。
 にわかに僕が呼びかけをしようと考えているのは、本当にここの8基が日本に現存する唯一のJL式濾過器ということなのだ。それが風雨にさらされている。「大正14年から昭和48年ぐらいまで実際に使用されていたものが文化財ではないのだろうか」に市民の多くが、また、国内の多くの人がそのことに気づいてほしいからだ。

10/ 2
 用で松山に行った帰り道、ずっと疑問が支配しながらSR500で帰ってきた。僕は四輪の自動車を悪くいうつもりはない。何というのか、ドライバー諸子がすごくいい加減になってきているような気がしてならない。たとえば、信号待ちで止まる、止まろうとしている。バイクは最低1m程度空ける。が、前の四輪車はじわりと前車との間をつめる。
 僕との間が数メートル間隔になる。僕はクラッチを握りローギアにシフトして詰める。それを長くて3分の間、数回繰り返す。
 これはオートマチック車の普及による弊害ではないか、と僕は感じている。言っても致し方ないが、自分の道だから、どう運転しようと関係ない、っていうのが最近のドライバーの感覚のようでならない。おまけに、僕のように走行中もマージンをとって間隔を多くとって運転している者にはつらい環境である。四輪の自動車が、昔のようにフェードを起こすドラムブレーキばかりだったら、すぐに分かる。
 それより、マニュアルクラッチの自動車に乗ればすぐに分かることだが、免許の関係でこれは難しい。右からA・B・Cのペダル配置で、AとBは右足だったのが、オートマチックでは左足を無視できる。左利きの人でも足は右利きだろうか。ちとピントがはずれた。
 最大な問題は、バイクは止まったとき、支えがないとコケルことを四輪自動車のドライバーは簡単に考えているのかもしれない。軽い部類のトライアンフでも120kgの重さは確実に存在するのだから。

10/ 6
 こで、どうコロンダのか理解しがたい、と思われることは次の機会に記すとして、三度Quadra700を入手することになった。正確には、すでに手元にある。
 僕の持っているQuadra700はパーツ取りにしている最初のモデル。PowerMac7100のロジックボードを入れた改造モデル。そして今回のモデルである。
 映画、ジュラシックパークにQuadra700が出てきたなどのことではなくって、中古を買うときに、僕でもPowerMac7100のロジックボードを入れられるのではないか、と考えて、このモデルを選んだまでのことだ。それに、僕のちゃぶ台の仕事スペースには、このQuadra700と純正の13インチカラーモニターのぴったり一致する大きさがふさわしいからである。
 改造前にPowerMac7100/AVをちゃぶ台の上に置いてみたところ、モニターのフロントと本体のカーブが一致しているのには、両者のリリースされた時代を超えての妙な一致をみて、思わずブルッとしてしまった。と同時に、どうして、IIciとかの筐体にPowerPCのロジックボードをAppleは入れなかったのか、CD-ROMを装備するのなら縦置きは考えなかったのか、これらのことが残念でならなかったのを思い出す。
 さて、今回のQuadra700はどうするか?。それはLINUXをやってみようか、と考えているのだ。仲間内で一人やっているが、結構いけるようなのだ。いずれ報告するとして、週末は掃除である。いつものことながら、筐体はまぁまぁの綺麗さなのだが、内部の埃はすさまじいものがある。幸い、フロッピードライブがきれいなのが助かった。
 エッ、値段。これは信じられないくらいの安さであった。30Pの4MB SIMM8枚分程度の金額だ。その上に今回はすでに4MB SIMMが4枚装着されている。本当にかなりの安さは、Quadra700の中古市場をご存じの方は納得できると思う。しかも、ここは宇和島である。秋葉原ではないので、本当に安い買い物であった。

 10/ 8
 手したQuadra700を綺麗にする。今回は埃は少ないものの、リッドの汚れをはじめ、熱を伴う黒い汚れに、たばこのヤニなど混然一体になったものが見受けられるもので、内部パーツをはずして洗濯洗剤で水洗いをを行った。
 ロジックボードとハードディスクのサポーター、電源は手持ちの新しいものに交換した。起動するとけっこういけるのだが、Power Quadra700の安定性からすると、やはり電源自体が弱ミソである。このまま使うにしても、PowerMac7100の電源を導入した方がいいように思う。

10/ 9
 分自身が嫌になってきてしまう。トライアンフに対して、キャブレターをはじめ、様々な近代的パーツを組み込んだスペックなり、それら概要写真が僕の手元には皆無なのである。そういった中で、昨年の英車を愛でる会で、大阪の小川さんが持ってらっしたT-140Vのレーサーのマシンを見て、僕の脳裏に火が入った。
 夜中近く、懐中電灯の明かりをたよりに、チャンピオンのただ接しているだけというプラグキャップをNGKの抵抗入りのプラグキャップに交換した。
 やったのはこれだけだが、数人の酔客が、まるで幽霊を見るような顔つきで、足早に我が家の前を通り過ぎる。そりゃそうだ、銀色の半分かぶった車体カバーの横からぼんやり光が見えて、急に白いTシャツに紺色のジャージー姿の僕がヌっと立ち上がるのだから。

10/10
 育の日、午前中に昨日のリザルトを得ようと、近隣を走り回る。エンジン始動後、何かが違う。アクセルをプレップしても、エンジンはストールしない。アイドリングが100回転ほど下がる。
 さー、もう大変。鞭入れて本格的に走り始めた。100km/hでも何の不安もない。気温が少し低いからだろうか、ギアの入りが少々悪い。
 午後からは30℃ぐらいに気温が上がったのだが、プラグがおかしい。このときのプラグはスプリットファイヤーのSF426Cである。
 それをSF405Fに換装する。パンチが足りない気分がするが、乗り始めのT-140Vに近いものになってきた。速いのは速いが、上がり方が緩やかなのだ。
 いずれ、プラグの関係も出てくるだろうけど、たかがプラグキャップに問題があったってこともあるのだなー、って感じる。が、他の部分に問題がなかったから分かったことで、本来はプラグキャップだけ変更してもこんなことにはならないはずだ。

10/16
 びトライアンフのプラグとキャブレターについて再点検。実は、松野町まで所用のため、14日の昼から走らせた折、途中、左キャブのオーバーフローを発見し、三間のバイクファームさんで工具を借用して分解していたところなのだ。
 再度点検を兼ねて分解し、エアーを吹いておく。一応、先日のテスト走行で得られた状況によって、メインジェットを#200に変更してみた。少しいいようだが、もう一つつながりとか、ピックアップがよくない。明日、肱川までの往復で確認しよう。

10/17
 ライアンフで出かける。午前7時の出発だから、SRではウォーミングアップの排気音に気をつかうから走らせない。本日の目的は肱川で行われる「ドラゴンボート」大会に出場するためだ。結果は20位であったが、僕は会場とか、運営方法に少々疑問を感じた。
 そもそも、国体予選などに使われるボートコースでの、レクリエーションをメインにした催しだから、もう少し、PAに気を配って、BGMなどを流してほしい。肱川の向こう側の観客が何をやっているのか分からないので、レース状況などを活発に通告してほしいものだ。
 これらがあったら、もっとおもしろいものになる、と思われるのだが。
 スピーカーなんて、BOSEの802を2台も用意すれば十分届く。吉田高校の運動会でこれは確認済みだ。
 トライアンフもようやく快調になり、気分よく往復できた。

10/19
 調ではないのだが、PowerBook150のフロッピードライブの調子が「なんだかなー?」という気分だったので、湿式のクリーナーで掃除をする。
 僕のMacにはオートインサートのフロッピードライブが付いているものが多い。Duo用と、このPB150がマニュアルインサートである。
 で、前のオーナーが結構フロッピーを使っていたようで、掃除をした後は、読み込みなんかがすごく速くなった。
 僕がハードディスクに頼っている分が多いのかもしれないが、最初にPB150に装備されていたハードディスクは120MBだったので、ファイルの保存とかは頻繁に2HDのフロッピーを使わざるを得なかったのではないだろうか。SE/30では80MBのハードディスクがすごく容量が多かった気分だったのに、今では4GBが普通になってきた。当時だと1千万円もしたのではないか、ということを思い出した。

10/23
 リエンテーリング2級ディレクター移行講習会に参加のため昨日から広島に来ている。今日はその初日、朝の9時から夕方の5時までじっくりRCC文化センターで講習だ。
 関係の上部団体が認定していた指導者が、今後地方のレクリエーション指導者として、文部大臣認定になる、という、そのための移行講習なのだけど、政府の考えと民間団体の意志疎通はできるが、全体の横のつながりをここまでにするために、多くの無駄な時間が費やされた。
 その上に地域スポーツクラブの設置までに至るや、実に27年ほどかかっている。こんなバカなことは通常考えられない。いくら、オリンピックでトップクラスがいても、全体の底上げがこれからってことは、日本なんて国は極東の物まね民族から未だ脱却していないのかもしれない。
 そんなんで、気晴らしに宿泊所の近く、焼鳥屋さん「串将」で一人気勢を上げた。が、妙に親近感がある。そうそう、酒道場と同じなんだ。したがって、注文するものも、いつもとほとんど同じ。酒が旨かったので、少々呑みすぎたが気分は良かった。
 外へ出ると、これまたどこかで見覚えのある風景だ。そうそう、以前の「俺達の旅路」に出てくるような風景だ。決して遅れてるなんて言わないが、ここには市内の中心部だけど、こういったいい風景が残っているのは何かうれしい気分になる。
 が、こういった気分を持つことは、僕が歳をとったことだろうか。でも、このように強いインパクトが過去のものに多くあったことは、今のインパクトは線香花火のようなものかもしれない。

10/28
 度かの遍歴の末、トライアンフのタイヤを交換した。別項で詳しくは申し上げるが、交換して、対やチョイスが間違っていなかったことが分かった。
 ついでに、メッキリムもクリーニングをした。タイヤのチューブ、通称フンドシのリムバンドなど、イギリスダンロップの良心が分かったような次第。
 ここまで考えてタイヤ交換したことは、限界になっているSRのタイヤも急いで次期タイヤをチョイスしないとならない。

10/31
 日、トライアンフで徳島に四国マスターズ陸上競技選手権大会に出場するため来た。結果は円盤で優勝だったが、競技運営の手際が悪く、終了が午後3時30分という、お粗末なこときわまりない。おまけに、2種の競技場で、専門部門の審判員のトップが少なく、選手も難儀をした。結果が悪いからそう言うのだろう、と申されるなら、その場に居合わた方が異口同音に申されていたし、愛媛の会長も申されていたから間違いはない。
 もし、トライアンフの調子が悪ければもっと最悪になっていたところだが、ようやく、キャブレターの調子もつかめてきたし、来年あたり、専門店でオーバーホールをお願いしたいところだ。
 そして、残念なのは僕の体力が落ちてきたこと。これは事実であったし、練習不足と、用具の近代化が遅れている。特にスパイクシューズは来年に向けて再度いいものを検討してチョイスしたい。



 
 
 
 
 
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