北北西に進路を取れ(その2)トリム修正

 零戦など、試験飛行で死者が出る場合など、設計ミスなどではない、ほんのちょっとのミスで重大事故が起きる可能性があります。私は前回でターミナルの使 い方を含めコマンドの入力関係を勉強していないことを明かしました。それでも、当初のログイン画面の表記が英語になっているから、あれこれスッタモンダを 繰り返していたわけです。
 Q&Aなどで修正は無理、から始まってrootで開く、メチャメチャになった。ハードディスクも入れ替えした。でもおかしい。外付けのウエスタ ンデジタルは相性が悪い。メモリーもおかしいが、おかしくない。ここまでが、前回の報告以前の状況でした。

 結局、最終手段で純正シーゲートのハードディスクをイニシャライズして、バックアップから復元。でもダメ〜。これが、前回の大まかなことでした。やって いることは色々あるのですが、系統立ててやることが出来ないため、何回も同じことを繰り返すようになってしまっているために起こることかもしれませんが、 やはり、養命酒の宣伝のように「未病」状態になっていることは確かなんです。
 再度、いろいろ関係のあるところを読み返してみます。「サークルギアが止まらない」、「ログイン画面に行かない」これらで、”Mac OS 10.9”、あるいは”MacBook Pro 17インチ”で検索するのですが、ヒットしません。おかしいけど、どうしようもありません。
 かろうじて、どこにも該当するのは、ターミナルを使用しなくてもルートを有効/無効に出来ることは解りましたので、これを再びやりますが、最後の最後で 「有効にする」しか黒字で出てきません。ということはルートは作動していないことが解りました。

 では、何に原因があるのか?。再びいろいろなサイトを読んでみるのですが、どうも違う。しかし、やってみる価値はありそう。
  1. セーフモード、これはOKです。が、再起動の後ログイン画面にならない。
  2. ルートの無効化、これもOK。
  3. 起動ディスクの認識、これも青表示になっているのでOKです。
  4. 復旧ディスクをつくる、別パーティションの10.6が起動できるので、おそらく必要ありません。
  5. 10.9の上書き、やってみましたが変わりません。
  6. 再イニシャライズして、クリーンインストール。変化がありません。
 上記6の時点で1〜5までを再びやったのですよ。気が遠くなるでしょ。しかし、何の変化もないのです。朝起きがけに電源ボタン。家に帰って電源ボタン。 こ とあるごとに電源ボタン。
  1. optiomキーを押しながら起動。上手く行きます。
  2. 10.7.4の復旧DVDからCキーで起動できない。
  3. 10.6から起動して10.9へスイッチ、OKです
 しかし、「毎回optionキーを押して起動するのか」にはなりません。やはりどこかオカシイのです。ここまでになると、本当に悶絶です。脳沸かしま す。
 本当にたった一つのオカシイ現象のために、何が悪いのかが判断できなくなってしまう。UNIXの勉強不足か。大当たりですが、一般ユーザーは私より勉強 などしていないでしょう。こんなものです。

 再び、セーフブートの項を読み返しますと、sudoのターミナルのところがあったので、セーフブートをやって、再起動して通常画面に戻ったところで、思 い切ってターミナルを開いてこのコマンドを入力してみました。
 パスワードをタイプすると、...−2というのが目につきました。セーフブートから通常モードになっている、これは、その2回目である、と理解しまし た。先にshiftキーでのセーフブートをやっているので間違いはありません。マジ、私がドロップアウトです。

 こんなつまらないことで何度も何度も同じことをやって修正できない確認をやり続けている(;_;)、まさにミジメ。ところが、インデペンデンスを叩いた り壊したりする気分には慣れません。ここまでやったのですから、OS 10.9.1のアップデートまで待つかな〜、という気分にもなりましたが、Core 2 DuoのMacBook、Airがかなりケナゲに動いている状況の中でCore i7のインデペンデンスの方が不調!?
 この気分から抜け出せそうなのに出来ない。どうすりゃイイのさ思案橋... 。何かが遠のいていくようでもありました。

 そんな折、何かやっていないところが在るのじゃないか?、と何気なくユーザーの項でログイン画面から起動するようにしてたな〜、ということを想い出しま した。この時点でrootを有効にしたり無効にしたりしていたわけだし、ログインしてからは何の手立ても打っていないことにはたと気付いたのですね。
 つまり、パスワードを打ってログインするわけですから、ログインした後でどうこうする操作は旧態依然なわけです。で、セーフブートで起動して直ちにログ イン画面で再起動。うまくいくのです。
 一度シャットダウンして、次に起動すると、ダメ〜。ここがポイントです。このログイン画面を自動にしてやるとどうなるか?大方は変わりゃしないよ!、だ ろうと思います。ものは試し、これまで負の確認ばかりしていたのですから、この辺で、「これもあり」を見つける必要があります。
 セーフブートで起動して再起動したのですからログイン画面にイケマス。ここでログインしてシステム環境設定から自動ログインへ変更して、メニューから再 起動を選びます。

 ジャーン、と同時にサークルが回り始めて、ログイン画面が... ?!。何、これ?仕方ない、今までオカシイのだからね、とパスワードをタイプすると... 。
 驚きましたね。コリコリ言ってたシーゲートのハードディスクが突如ガリガリ言い始めたのです。ギョギョギョ〜、イニシャライズしてるの?キーの押し間違 い?
 その瞬間でした、いつもとは違うFinderの速さ、何が起こったのだろう。これでOKなのか?、はたまたダメ〜になるのか。すでに自動ログインにして いますから、メニューバーから再起動を選びます。

 ジャ〜ン、サークルが回り始めてしばらくした後、ググググ〜っといきなりデスクトップ画面に。オー、復旧したかな?。しばらく放置してシャットダウン。
 電源ボタンをいつものようにそっと押してやります。ジャーン、心持ち早い反応でサークルが回り始めてしばらくしてデスクトップ画面へ。直ちにシャットダ ウン。20分程度放置した後で電源ボタンを押して起動。上手く行きました。

 な〜んだ、たったこれだけのことだったのか?。一気に気抜けしてしまいました。ホント何日間の攻防だったでしょうか。
 どうやら、Mid 2010モデルのCore i7は特別のようです。その第一はメモリーです。現在装着されているのは1067のDDR3です。 アップル純正かもしれませんし、おそらく、このモデル専 用でしょうから、どこにもないのではないか、と思ったりもします。Vintage Computer社では1030の メモリーを使用するよう進めています。現在はタイプは1333ですから、フィッ トしません。
 しかし、そういった機構なり機器の問題ではないようにも思うのです。またしても迷路に入り込んでしまいました。



 ここで、おかしないきさつになった時のことを思い返してみます。まずは、システムの違いからかしら、バックアップから復元した場合はログイン画面の表示 が英語になるから始まったのです。この修正にrootを使いました。これが問題の発端です。
 このパスワードはルートを無効にした場合と同じにしていました。で、アマチュアながらルートを無効にして... 、そして、クリーンインストールまでしたのですが、どうもログイン画面に行かないまま、の状態になったわけです。
 で、ルートのままで、通常のユーザーとしてログインします。合わせてルートユーザーとしてログインできるので、ログインしてルートを無効にしました。 で、通常画面で確認すると、ルートを有効にするの表示しか出ませんので、これでよかった、となります。
 次に、ルートを有効にして、違うパスワード登録をします。が、ルートユーザーでログインできません。やむを得ず、通常ユーザーでログイン。OKです。

 ルートでログインしていませんし、以前ルートでログインしたパスワードは無効になっているはずですから、OKのはずです。しかし、ログイン画面に行かな いのです。
 完全に解りません。
 これが、これまでの重要なポイントです。が、何かおかしいのです。何というか、ユーザーが「こんなものではない」と妙に知りすぎているからでしょうか

 


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