これが初期型のディスプレーカバーです。 少々分かりづらいのですが、スピーカーコードが途中でコネクター(白い部分)によって接続されています。 おそらく、音が出なくなった場合、スピーカーだけが交換できる、と当初Appleの技術陣が考えたのではないでしょうか。 マザーボードへは最終端子が一度縦に回転して取り付けられます。ディスプレーの開閉に対してリボンハーネスの余裕を見越していたのではないか、と考えまし た。 今回はこのモデルを使用します。 |
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こちらはスピーカーコードがダイレクトにリボンハーネスに装着されてい
ます。多くの方々がお持ちの5XXシリーズはこの形式ではないか、と思います。 マザーボードへの接続端子もそのまま上から下りる形式です。 |
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下のリビジョンBと同じメーカーのリビジョンAのディスプレーヒンジで
す。 動作(シャフト)部分の材質が本体の材質と違います。 何より違うのは、リターンスプリングの巻き数がリビジョンBより少ないのがお分かりいただけると思います。 このため、このリビジョンAのヒンジではディスプレーを水平近くにすると、勝手に倒れることがありますが、個人的には、液晶表面と一体になった(フロント パネル部分の)ヒンジ取り 付け部分が破損するよりは好ましいと思います。 今回は、リビジョンBのシャフト制御プレートとともにリビジョンAのヒンジを使用しました。 |
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リビジョンBのヒンジです。 上のリビジョンAよりは数段強力です?。 というのはリターンスプリングの巻き数が多いことでもお分かりだろうと思います。 シャフト押さえのプレートはアースも兼ねているようです。 しかしながら、強度が増した分、ディスプレーカバーのヒンジ取り付け部分の破損は急激に増えたようです。 |
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後期モデルの筐体です。下の筐体と違う点は、銅の粉体吹き付けの導電塗
装が施されていないことです。 完全なテストは行っていませんが、どうも5XXシリーズでは導電塗装の施していない方が調子がいいようなので、今回は520cとして購入したアメリカメイ ドのこのタイプの筐体を使うことにしました。 確認は取っていませんが、このタイプはアメリカアセンブル、アイルランドアセンブル、シンガポールアセンブルがあるようです。 |
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前期タイプの筐体です。上の後期タイプはドーターカードを取り付けてい
ますが、これには取り付けていません。 導電塗装はボトムケース全般に及びます。 メインバッテリーを外せば簡単に確認が出来ます。 |
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三菱電気製のフロッピードライブです。 作動させるとビーブ音がきついのでおよその確認が取れます。結構強力で、大半のフロッピーディスクが動きます。 ダイカスト部分が下のソニー製より分厚いようです。 |
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SONY製のフロッピードライブです。 作動音は比較的静かなのですが、どうも読みとりなどが出来ないフロッピーディスクがあるようです。 |
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初期型に取り付けられていたディスプレーヒンジ部分とマグネシウム製の
インナーフレームとを結ぶアース端子です。下のように装着されます。 おそらく、ヒンジの材質違いから、アースが浮くのを防ぐためではないか、と思います。 今回はヒンジがリビジョンAを使用するため、この端子を装着することにしました。 |
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これが上の端子を装着した写真です。受けの部分が見えると思いますが、
この部分にヒンジが接することになります。 |