オーディオルーム より

  オーディオそのものはいったい何 だったのか?。どうして何だったのか?という過去形なのか。様々なことが申し上げられますが、明確な実体は存在しないのです。
 しかし、過去形になったきっかけはヴィジュアル部門が台頭し始めたとき、対抗してピュアオーディオとい うコトバ、本当に言葉だけで音楽要素のみを重視する活動が行われたときでした。

 考えてもみてください。ここでお分かりと思いますが、実のところレコード再生音楽を高次元でバランス立 てて聞く、という行為がオーディオだと、薄々感じられたのではないでしょうか。けれども、映像の世界にもいい音響がないと、ホームヴィデオでも現在では受 け入れられない、コンピューターのMacにしてもハーマンカードンのスピーカーが使用される。体育館のPAにJBLが用いられる今なのですから、今では新 しい考えで 音響関係全般、とするのがオーディオの正しい認識のように思うのです。

 実のところ、日本人はオーディオっていうのがレコード再生音楽道とした、一つの道、それを極める努力、 というようなものに方向付けたのではないでしょうか。これこそ間違いのように思っています。

 音がよければ何でもいいではないですか。ね、音がいいか悪いかは誰でもお分かりになるし、いい音を目指 して、オーディオをいっぱい楽しみましょうや。

    オーディオ前書き

    リファレンス

    やってみるか 

    アンプリファイアーを考 える 

    2A3アンプ(1) 

    アナログ〜ディジタル録 音 

    遊歩人 のこと 

    オーディオをつまらなくするのはオーディオ評論家だ 

   スピーカー システムへの疑問 
   ヤマハNS-15のこと(その 1) 



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